炉心融解 さんのブログ

「バッカーノ! 『1933 下 THE SLASH クモリノチアメ 』」成田良悟 著

 洋風サタスペTRPG)であるかのような雰囲気漂う、馬鹿騒ぎでした。
お約束のように、力業で話をまとめやがった(笑)
誉め言葉ですよ? 何せ、力業でもまとめるのが大変そうですので(笑)

 やはりこー、筋を通す馬鹿は見ていて気持ちがよいものですな。うむ。

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バッカーノ!

「バッカーノ! 『1933 上 THE SLASH クモリノチアメ 』」成田良悟 著

 馬鹿による、馬鹿のための、馬鹿騒ぎです。
しかし、かれらは下司ではないので、筋が一本通っています。
常人には理解できず、常人には共感されず、弾かれた彼らはマフィアを構成し、ストリートに住まい、もしくは、弾かれていることすら理解せずに、馬鹿騒ぎを繰り広げます。

 そして最後に、「葡萄酒」が出撃します。理由、恋人の顔にちょっと傷がついたから。

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バッカーノ!

「悪魔のミカタ666  6 『ノットB』」うえお久光 著

 しばらくなりを潜めていた「ノットB」が動き出しました。
アクションを通じて、コネクションを増やし、情報収集でキーを取得し、資産(強い味方だ「金の延べ棒」)を売却して、地道に基盤を整えつつあります。
しかし、オリジナルに対して明確な反対をしていないのは“謎”なのですが?

 伏線の解放が遅いのは、シリーズの特徴かなぁ。どうも、単純に死者蘇生を目指しているだけでは内容ですが?
以前にも増して、背後で色々な組織が暗躍を始めたようです。狙いは、悪魔が地上で反映した後に訪れる予定の、神の直接統治っぽいですが、さて?

「デルフィニア戦記 第1部 『放浪の戦士 2』」茅田砂胡 著

少女の方に、クラス「ライダー」「アーチャー」が確認されました。
やっぱり世界有数のハイスペックです。廃スペックとも言うか……

 そして変だよ、この世界の人たち(笑)
どうみても、こいつに王様は似合わないと思うんだ(笑)
今の王様(と言うより、代行殿)が大丈夫かは保証しないけどな(笑)

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デルフィニア戦記

「デルフィニア戦記 第1部 『放浪の戦士 1』」茅田砂胡 著

 国から追放されて一人旅の元・王様(コマンダーファイター)、自称・異世界から性転換の魔法を掛けられて転移させられてきた美少女(ファイターシーフ)。
オープニングからしばらく二人旅のパーティーです。レベルはやたら高そうですが。

 人格面の奇天烈さと、バックホーンを考慮しなければ、ハイレベルの冒険者っぽい一行の完成です。
目的が王位奪還なのが壊れた目標だと思いますがっ。“普通は”無理だよね?

「ヴァルプルギスの後悔 Fire1.」上遠野浩平 著

 ブギーポップ・シリーズとワールドは共通ですが、今回は「炎の魔女」が主役です。
特殊能力と意味不明な設定を武器に戦うのが「ブギーポップ」なら、人間をななめ45°に極めたのが「炎の魔女」霧間凪です。
今回登場する「炎の魔女」の対立候補が登場、「魔女戦争」だと言っていますが、何、意味不明は何時ものことです(ぇ)

 他の連中も、指を咥えて見ているだけではないので、舞台が作品の特徴である混沌と化しています。

「絶対少年 『妖精たちの都市 横浜』」浜崎達也 著

 前作、「絶対少年 『妖精たちの夏 田菜』」から舞台を移し、今回は大都市“横浜”です。
当然のことながら、発生するイベントの大きさと、目撃し、巻き込まれる人数の桁が違います。
とは言え、前作から登場を続けるメンツと、新規メンバーで構成される主人公達一行に、やることは大して違いないわけですが。

 こー、「ぼくの夏休み 大都市編」ですなー。まさしく。
ほのぼの系であることに(私の主観において)間違いはないので、

「大伝説の勇者の伝説 3 『青色吐息の大計画 』」鏡貴也 著

 ああ、本気で深淵TRPG)だ、これー(笑)
人の子らに価値など見いださず、敵を倒す手段程度にしか考えない(作中では女神達と表記)と、それに対抗する“何か”。
と呼ばれるに相応しい、圧倒的な存在の差を見せつけてくれました。

 文字通りに、超常たる力を叩き付けあうので、戦術核弾頭の撃ち合いの如き有様です。
都市一つを吹き飛ばし、数千単位(今回、軽く1万を超えた)の損害を与えあう、戦争です。

「大伝説の勇者の伝説 2 『明日をも知れぬ大合戦 』」鏡貴也 著

 雰囲気の明るい深淵TRPG)ぽくなってきました。しかも、第2版の方(笑)
かつて地上を支配していたとも呼べる者が直接的に動き出し、陰謀の種として撒き散らした伝説がいくつもあり、
それに抗うべく人は非道な事にも手を染める。知らされぬまま巻き込まれる者、知るべく動き出す者、暗躍する者、抗う手段で対立する者。

 雰囲気としては、まぁ、“まだ”明るいのですが。さて? これからはどうでしょう?

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「真伝勇伝・革命編 『堕ちた黒い勇者の伝説 1 』」鏡貴也 著

 伝説の勇者の伝説以前、革命を起こした直後の、世界の真実を知る(予定の)、
王座を手にして激しい権力闘争を開始した頃のお話。が1話と、外伝的短編が1話です。
後書きで作者も、短編を半分にして過去のことを書きますとあるので、今後もこの構成でしょう。

 個人的には、面白いんだけど、混ぜるな。と……

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伝説の勇者の伝説

「SAS 2」鳥居羊 著

 SAS -スペシャル・アナスタシア・サービス- シリーズ第二弾。話がでっかくなりました(笑)
広げる風呂敷はでかければでかいほど良いのですが、問題は、折りたためるかと言うことです。ああ、本気で大風呂敷広げたなぁ(笑)

 権力構造に国際関係と人間関係を織り交ぜて話を作ろうとしているのは理解できました。
情報が出そろわない今のところ、それは成功しているように見えますが、さて、破綻させずに最後まで続けられるかなぁ。

「ラグナロク EX. 『MISFORTUNE 』」安井健太郎 著

 雑誌「ザ・スニーカー」掲載+書き下ろし。の短編集。
一番輝いているのは、インテリジェンス・ソードラグナロクさんですが(笑)

 本編の幕間というか、金を稼がねば食えぬので、稼いでいる傭兵というスタンスです。
本編ではそんな暇なさそうだしなぁ、扱き使われることは良くあるけど(笑)

 一度に登場するメンツが4名前後なので、良いパーティーなのかも知れぬ。
ただ、回復系が存在しないのでバランスは極めて悪そうですが。

「フルメタル・パニック! 10 『せまるニック・オブ・タイム』」賀東招二 著

 駄目兄貴による《トラップ・カード》発動。次のターンから、強制的にクライマックス・フェイズに移行します。
本気でそんな感じな逆転劇でした。全てを手の内で操っていたのかと言うくらい、綺麗に、自分の有利に、見事に、有利な展開を迎えました。
ただ、現状では駄目兄貴の、「動機」と「目的」が不一致を起こしているような?
「何が起こったのか」は理解できても、「何でこうなったのか」は不明です。

 なんだかな-。の、一作でした。

「フルメタル・パニック! 9 『つどうメイク・マイ・デイ』」賀東招二 著

 一巻丸々使って、ぼろぼろになった体勢から立て直し、やっと反撃の準備と心構えが出来ました。
しかし、兄貴が駄目っぽいぞ。昔はあんなに格好良かったのになぁ……

 なんにしても、初期にあった学園の雰囲気は最早無く、そろそろ終わりが近づいてきた雰囲気です。
ミドルフェイズが終わりそうで終わらないのは困ったものですがっ。

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フルメタル・パニック!

「GUNSLINGER GIRL 10」相田裕 著

 社会福祉公社も寿命を迎えつつあります。それは「初期型・第一期の寿命」と「政治的寿命」です。
元より、完成されてないフルボーグ技術と洗脳による強化措置、実験性が強い故の問題。
 そして、対テロを名分にしながらも「子供を洗脳と改造で兵隊に仕立てる」と言う、悪の秘密結社並みのやばさ。
発覚してしまえば、政府が転覆しかねません。そんな連中を、“政府”として信用できるか? という問題が浮上するのです。

「ベン・トー 『サバの味噌煮290円』」アサウラ 著

 半額弁当を死力を尽くして奪い合う物語です。
たかが、スーパーの値引き弁当の為にグラップルを行うという、ある意味で反社会性の象徴たる“彼ら”
まー、大会のトロフィーを求めて頑張るのと同じ原理だと主張しているのですが、しかし、半額弁当……

 大まじめに馬鹿をやる青春物語(一部、貧乏な先生・一般人含む)ではあります。
結局の所、「趣味に走る」というのはそういうことかも知れませんが(げふんげふん)

 馬鹿を馬鹿として楽しむ本です。

「ダンス イン ザ ヴァンパイア バンド 6」環望 著

 宴の始末、主人公に幼馴染み(ただし、男)が現れる、夢の中の物語。の三部作でした。
独立しながらも、全部つながっているので、「姿を見せぬ敵《テロメア》」「三公」の策謀らしき事が臭わされています。
策謀らしく明示されない素敵さですが(笑)

 世界観の中のリアルさで、策謀が繰り広げられる感覚は、とてもとても良い物です。
現実の中のリアルで、策謀を巡らされても、楽しめるか解りませんのでな(笑)

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「ダンス イン ザ ヴァンパイア バンド 5」環望 著

 ヒロインと三公。主人公と三公の刺客。主人公と刺客達で、最後に生き残った者が全てを手に入れる、サバイバルゲーム。
ヒロインは主人公に、三公は各々の刺客に、ベットしたチップは勝者が総取りの遊技が、開催されています。

 年単位の策謀を巡らせ、賭を成立させるために環境を整え、チップの支払いを否応なく取り立てる事も最初から計画に内包する。
なんかこー、それがよく似合うヒロインというのはどーよ。ま、よく似合っているのですが(笑)

「鋼の錬金術師 23」荒川弘 著

 相変わらず魅せる展開です。
 復讐に駆られ、焔の錬金術としての能力全開で敵を追い詰めるマスタング大佐。それを押さえようと対決する者、見守る者。
それと無関係に事態に対応し、暗躍するマスタング姉。

 主人公側が優位に立つものの、ただ一体で戦局をひっくり返せる可能性のある敵側ユニット、表の最高権力者「大総統」、裏の最高権力者「最初のホムンクルス」。
そして、大総統の息子の肩書きを持つ「傲慢」。

「航空宇宙軍史 『終わりなき索敵 上』」「航空宇宙軍史 『終わりなき索敵 下』」谷甲州 著

 航空宇宙軍史シリーズ中、現時点(2009/07/18)において、唯一新刊で購入可能な書籍です。
後は、中古書籍に頼るしかないという悲しさがあります。

 そう、そして本作もやはり人類側の敗北という悲しみに彩られた作品であり、
敗北から逃れるためにもがく人類側の苦闘です。

 時間軸が入り乱れる過去改変の繰り返しを拒もうとする世界法則
航空宇宙軍と敵対的な姿勢を崩さず、劣勢な科学水準・社会体制からノウハウを積み上げ時間と共に強敵と成る汎銀河連合

コンテンツのシンジケート


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