銅大 さんのブログ
投稿者: 銅大 日付:土, 2012-02-11 19:45
アリアンロッド・サガ・キャンペーン シナリオ24『聖域の試練』
■今回予告:
オリアンの街で地下からせり出してきた、十字架型の巨大な塔。
それは、かつて妖魔王大戦末期に失われたはずのセインの“聖域(サンクチュアリ)”だった。聖域の中には、巨大な妖魔王の背中で戦うセインと竜たちを邪神の影響から守る精神賦活波を放射する設備がある。それが暴走して人々と兵士の精神に悪影響を与えているのだ。
精神賦活波を止めようと聖域に入るキミたちの前に、妖魔将軍ハンニバルが立ちふさがる。
投稿者: 銅大 日付:土, 2012-02-11 19:36
シナリオ23:飛天城の四騎士 キャンペーンログ
■概要:
PCはミドルロック島にあるレイウォール海軍の秘密基地「飛天城」へ向かう。
飛天城を守る四騎士のひとり、ルーデルを撃破して内部へ入ったPCは、「飛天城」の地下にあるホワイトノアと制御用の精霊ヴィヴィオと出会う。
城主を倒し「飛天城」を制圧した後で、ヴィヴィオはすでに妖魔王が妖魔の影響から逃れているのではないか、との疑問を提示する。
「飛天城」では、建造中の輸送飛行船1隻と、飛行船用の資材を手に入れる。
投稿者: 銅大 日付:土, 2012-02-04 21:50
10)
『ルー、ティオ、ゴルちゃん、モノちゃん。元気かしら』
どこかの帰りらしく、帽子を脱ぎながら母さんは言った。
一ヶ月ぶりに見る母さんの姿は、いつものように愛らしく、魅力的で、家庭の持つ温かさと親しみを感じさせながら蠱惑的でもあり……とにかく、最高だった。
「あの鳥の羽がついた帽子、なかなか良いセンスですわね。少し子供っぽいですが……まあ、おばさまなら……」
「羽根の形状からして、水鳥と思われる。色は魔術による染色」
投稿者: 銅大 日付:日, 2012-01-29 09:48
9)
それから一ヶ月が過ぎた。
ぎぃ……ぎぃぃぃ……。
帆柱が波の上下動に合わせて軋みをたてる。
「船長。漕ぎ手ゴーレムの調整は終わった。それと、そろそろ帆柱を交換するべき」
「いやいや、モノちゃん。この程度なら、まだまだダヨ。それに、帆柱の交換は、人手がいる。いくらなんでも、五人でそいつは無理ダヨ」
ボブ船長とふたりで釣り糸を垂れているとモノが船長に話しかけてきた。ガレー船というものは、風待ちのため、暇になることがたびたびある。
投稿者: 銅大 日付:土, 2012-01-21 21:10
シナリオ22:妖魔王の島 キャンペーンログ
■概要:
ロスベルク島は封印された妖魔王の肉体であった。
妖魔王の目覚めと共に空中に浮遊を始めるロスベルク島。
PCたちは島内の調査を行ない、ロスベルク島に出現したさまざまな怪異の情報を得る。
島の中央部アルバン地方では、妖魔将軍ヤプールが出現するが、PCはこれを退けることに成功する。
■第13軍団:
第13軍団:11800人
■旅団
アヴァロン旅団人数:1800人
投稿者: 銅大 日付:土, 2012-01-21 13:01
■今回予告:
ミドルロック島にある、レイウォール軍の秘密基地。岩山に擬装されて建設中のこの基地を、飛天城と呼ぶ。ここは、戦闘用の飛行艇基地だ。
神託戦争が終わり、レイウォール軍とは手を携えて妖魔と戦うこととなったが、飛天城とその将兵は何者かの精神操作によって交渉を受け付けない。
飛天城に入って精神操作の源を断ち、飛天城とその将兵を手に入れる必要がある。
しかし、そのためには飛天城を守る四騎士と、恐るべき力を持つ城主との戦いは不可避だ。
投稿者: 銅大 日付:木, 2012-01-05 21:36
■今回予告:
レイウォールとグラスウェルズの最終決戦であるブエノス・ゾンデの戦いは、グラスウェルズの実質的な勝利という形で終わりを迎えた。
だが、人間同士の戦争とは次元の違うところで、新たな戦いが幕を開ける。
ロスベルク島そのものである妖魔王ロスベルクが目覚めたのだ。
空に浮上してゆくロスベルク島に取り残された300万の人々の運命は、キミたちの双肩にかかっている。
まずはロスベルク島各地を調査し、現状を把握する必要がある。
投稿者: 銅大 日付:火, 2012-01-03 17:17
8)
町の北側、城壁に近い我が家から五百メートルと離れていない場所にこんもりとした裏山がある。町が今の場所に出来る前から、この裏山とダンジョンはあったという記録が残っている。一説には、大昔にこのあたりを治めた巨人族かオリュンポス神族末裔の居城か墳墓であると言う。
出入り口には封がしてあったので、子供の頃に探検して見つけた秘密の出入り口から中に入る。カビくさい臭いが鼻をついた。
「ここに来るのも久しぶりだね、お兄ちゃん」
投稿者: 銅大 日付:火, 2012-01-03 08:33
TGCでキャンペーンをしているアリアンロッド・サガですが、プレイヤーの出入り自由となっているため、PCによって参加シナリオと不参加のシナリオがまちまちです。
不参加の間に自分のPCが何をしていたか。あるいは新規参加の時にこれまで、どんなことをしていたか。また、成長点やお金はどのくらい得られたのか、ROCにまとめてみました。
第3部開始に合わせ、第1回からまとめて掲載します。
===================================
投稿者: 銅大 日付:土, 2011-12-31 15:35
■キャンペーン予告
かつて、大いなる戦いがあった。
神々の封印を打ち破り、巨大な妖魔が次元の壁を越えて侵入したのである。
天空から迫りくる巨大な妖魔。その名をロスベルク。
神々との戦いにおいては、邪神側の強襲揚陸艦として活躍した中の一隻である。
文字通り島ほどもある巨体の中には無数の邪神の軍勢が眠っている。ひとたびそれらが解放されれば、アルディオン全土が戦乱の巷となるだろう。
今から500年の昔、アルディオンに暮らす生き残りのセインと、神竜王に従う古竜たちは、高度1万メートルを飛来するロスベルクに迎撃を挑み、激戦の末、これを封印することに成功した。
投稿者: 銅大 日付:水, 2011-12-28 21:24
アルディオン大陸でかつて繰り広げられた神託戦争のイフを追うキャンペーンシナリオ。いよいよ第二部の完結編です。
アルディオンの正史では存在しなかったPCたちの活躍によって、グラスウェルズに根付いたバルムンク始祖のひとり、アザゼルの活動が頓挫。暗殺計画から逃れたシャルル王の元で態勢を立て直したグラスウェルズ軍は、レイウォールとの講和に向けて動き始めます。
しかし、ただ講和するわけにはいきません。戦争は自国の都合だけで始められますが、終わらせるためには相手国との同意が必要。長き戦いで疲弊したのはグラスウェルズ・レイウォール両国とも同じですが、グラスウェルズ側はバルムンクに操られた騎士王エグベルトによって無茶な戦いを続けており、特に財政面での破綻が大きく、ここで不利な講和をしては国庫が破産(※)してしまいます。
投稿者: 銅大 日付:水, 2011-12-28 01:30
7)
夜明けを告げる鐘の音とともに、城門が開く。
自由都市バラスは東西に街道が、南北に川が流れる十字路にある。川船で南に下ればすぐに海。北にさかのぼれば山岳地帯。そして山を越えれば帝国中央へと続く。街道を東へ向かえばモノやゴル姉の故郷であるヘラス地方へ、西へ向かえば鬱蒼とした大森林地帯があり、ここは今なお古代帝国の遺跡とそこからわき出す魔物の群れが文明の侵入を拒んでいる。
門が開くと同時に、馬のいななきと、石畳を進む馬車の車輪の音で周囲は一気に騒がしくなる。この町は人や物の出入りは原則として自由だ。出入りに手形や紹介状は必要としない。
投稿者: 銅大 日付:日, 2011-12-25 23:31
ハラショー!
眼鏡っ子と官僚主義! 眼鏡っ子と役人根性!
これぞ速水螺旋人さんの戦争漫画であります。
ほぼ同時に発売となった独ソ戦を舞台とする『靴ずれ戦線』コミック1巻も良いものですが、速水さんが初めて、あるいは、戦争漫画に馴れておられない、という方にはこちらの『大砲とスタンプ』を推薦させていただきます。
何が違うかというと、『女性兵用パンツ千枚が倉庫で行方不明』なのです。
女性兵には女性用のパンツがあるのです。はき心地はともかくとして。
投稿者: 銅大 日付:木, 2011-12-22 14:59
6)
ゴル姉とは後で町の広場で落ち合うことにして、家へ戻る。
少しずつ東の空が白み始めてきた。季節はそろそろ初夏。夜明けは早く、日没は遅い。旅をするには良い時期だ。
「ただいまー」
「お帰りなさい、ルー、ティオ」
「おう戻ったか、息子ども」
「お父さんも帰ってたんだね」
家族四人が居間で顔を合わせる。
「何か分かったか?」
「モノの家に行ってきた。モノは“箒”で逃げた」
「ああ、それで腑に落ちた。あのでけぇ花火なら、火事だと間違われるな」
投稿者: 銅大 日付:火, 2011-12-20 11:33
5)
後から思えば。
俺が枕を涙で濡らし、添い寝したティオに慰められていた、ちょうどその頃。
事件は起きていたことになる。
+++ Another View +++
私は血のついた短剣を、倒れた男の外套で拭い、鞘に戻した。
男の下からじわじわと血があふれだして絨毯に広がる。
わずかな後悔が胸をつく。この絨毯は、父様が遠い東の国から持ってきてくれたものなのに。これでは、もう捨てるしかない。
「何を気にしてるのだ、私は」
投稿者: 銅大 日付:日, 2011-12-18 18:56
4)
母さんは鼻血を出した俺をベッドの中に放り込むと、不退転の決意をもって枕元に陣取った。井戸から汲んできた水を足下に置き、火照った俺の身体を隅々まで拭くと主張して譲らず、そしてその通りにした。
恥ずかしいやら情けないやらで俺が寝たふりをしていると、ティオに連れられて親父が帰ってきた。
「おーい、帰ったぞー。……なんだ、ルーはもう寝てるのか」
「しっ! ルーは疲れてるんだから。さっきも鼻血出したし」
投稿者: 銅大 日付:金, 2011-12-16 22:37
3)
町の城壁が見えてきたあたりから、予兆はあったのだ。
「あれ? 青い旗がたってる」
魔力で目を強化したティオが、背伸びするように町を見て言った。
「青い旗だって? その下の旗は見えるか?」
「ううん。そこまでは分からない。でも、誰だろうね」
「浄化騎士団の旗だと、洒落にならないぞ」
俺たちが住む自由都市バラスは神聖ルゥム帝国領にある。今は南部都市同盟に参加して自治を手にしているが、商売の関係もあって完全に神聖帝国と縁が切れたわけではない。代官があり、帝国の使節が訪れることもある。青の旗はそんな時に掲げる旗だ。
投稿者: 銅大 日付:木, 2011-12-15 02:30
2)
モノが姿を消したのは、それから一週間してからだった。
その一週間を、俺たちは、いわゆる『神殿への奉仕活動』という名目の罰を受けて過ごした。司祭長はさすが年季の入ったハゲで、騒動の主犯である俺たち四人には、連帯責任としてもっとも重い仕事を押しつけてきた。
「オルスコット村? どこですそれは?」
「ここだ。ほら」
司祭長は自分の執務室に俺を連行すると、書類が積み上がった机の上に地図を広げて、何も印のない山間の一角を指さした。
投稿者: 銅大 日付:水, 2011-12-14 00:54
1)
そして、あれから十年が過ぎた。
ゴル姉は神官への道を選んだ。十年前のあの事件には、ゴル姉なりに思うところがあったのだろう。己の魔力を鍛えるべく、ゴル姉は先祖の神族が暮らしていたオリュンポス山に登り、神言宗に入信した。神言宗は治癒と守護の支援魔法のエキスパートを育成する総本山だ。
負けずぎらいのゴル姉は、すぐに頭角を現した。そしてつい先日、優秀な成績で修行院を卒業し、侍祭に任命されて意気揚々と町に戻ってきた。
投稿者: 銅大 日付:月, 2011-12-12 22:49
序)
あれは、十年前のことだったろうか。いつもの三人に引きずられるようにして、俺はおままごとをやらされていた。場所は家の裏山にあるダンジョンだ。これまたいつものように俺が「お父さん」で、残りの三人が「お母さん」役を主張してゆずらない。
「これはもう、ルーに決めてもらうしかないようですわね。この中の誰と結婚するのか」
ひとつ年上のゴル姉が、ろくでもないことを言い始める。止めようと思ったが、ゴル姉の髪がわしゃわしゃうごめいているのを見て諦める。髪が動いているのは、かなり機嫌が悪い証拠だ。
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