ナンシー・スプリンガー『エノーラ・ホームズの事件簿―消えた公爵家の子息』

ナンシー・スプリンガーというと、「アイルの書」シリーズをはじめとするファンタジー作家なんですが、これは題名でわかるようにシャーロック・ホームズシリーズのパスティーシュ。
シャーロック・ホームズの年の離れた妹エノーラが公爵家の子息行方不明事件を解決する、という話だと思っていたら、半分はホームズ家の未亡人(シャーロックやマイクロフト、そしてエノーラの母)が行方不明になり、そしてエノーラも家出するという話。
世間知らずの14歳の少女らしく浅はかなんですが、キュートでプリティ。
ヴィクトリア朝の女性の地位問題や、地主としてのホームズ家といったものまで楽しめました。
残念なのは、あまりにも冒険部分が短くて物足りなかったこと。続編翻訳してくれー!
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