新作詳細プロットニューバージョンその6:「クラスメート・友人・先生編」(通称フレンド編)
ここらへん、ちょっとまとめたかったので長くなってます。
それでは、どうぞー。
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○クラスメート・友人・先生編(通称フレンド編)
・「アリサ」
(前略:HR後の休み時間。勇者の周りにどっと人が集まる。
他のクラスからも勇者を見物に来た人が教室の外に溢れる。
それをよそに、勇者の周りでは自己紹介的な雑談が始まる。
流れで、まずはアリサからの番になる)
「は、はじめまして、アリサ=フィメル=レリギ=シュルテンと言いますっ。よろしくお願いするわねっ」
(どうにも緊張している様子のアリサ。緊張しすぎてか、きつい態度に出てしまう)
「ゆ、勇者だからって、学園で、でかい態度取らないでよね! わわわたしが許さないんだから!」
それを目ざとく、勇者が、
「アリサちゃんは、ツンデレっと……。メモメモ」
「つ、ツンデレって何よ!?」
むくれるアリサをレフィースが抱きしめる。
「アリサちゃん、そんなことで怒らないのっ」
「でも、怒っているアリサちゃんも、本当にかわいいんだから……」
レフィースはアリサを抱きしめ、一生懸命なでた。
なでなで。
「れ、レフィースおねえさま……」
「おっ、ゆりんゆりんだっ!」
「なっ、なによ『ゆりんゆりん』って!?」
「まあいいじゃない、仲がいいことをほめているんだから……(なでなで」
「は、はい、おねえさま……(かぁーっ」
・「エルザ」
次はエルザの番になる。
「わたくしは、エルザ=フィメル=マール=レグロス。今後ともよろしくお願いいたしますわね。……これは勇者様への心からの贈り物でございますわ。野外実習の時にお使いください」
と、プレゼント(ポーションなどのアイテム)をたくさん勇者の机の上に置く、エルザ。
それにアリサが、猛然とかみつく。
「え、エルザ、あんた、いつのまにっ……!」
「おーっほほほっ、あらかじめ勇者様が転入してくることを知っておいて、朝から一生懸命錬金術や調合術で合成をしておりましたのよ!」
「あんた、そういうのが得意だからって……! ずっこいわよ!」
「あら、いつも魔法の授業で失敗ばかりしているくせに! それでは魔道士系ジョブの免許はいつまでたっても取得できませんわよ!」
「ああもう! あたしの一番気にしていることを!! 余計なお世話!」
「わたしがこんなにもあなたの将来を心配しているのに、なんですかその態度は! 一生戦士のままでいなさい!」
「え、エルザ、あんたねぇ……! 自分が魔道士試験の成績がよかったからって! その態度こそ、気に喰わないわよっ!!」
「やりますか!?」
「ええ!」
二人の間でつかみあいのケンカがはじまった。
ののしりあい、互いの髪の毛を引っ張り合う二人。
ケンカが起きちゃった、どうしよう、という顔の勇者。
その表情に気がついて、
「心配ないって、あれがあの二人のコミュニケーションなのよー。本当は、仲いいんだから」
レフィースは心配ない、というように微笑んだ。
本当? という表情を見せる勇者に、
「うん、あの二人は小学校からの付き合いで、こうして今でも、ああやってお互いを気づかいつつケンカしているのよっ。あの程度なら、この休み時間内に終わるでしょうねっ」
そうニコニコしながら目の前のケンカを眺めるレフィースに、そうかなぁ……、という表情を見せる、勇者だった。
・「ミルフィース」
そんなケンカ中のアリサとエルザをよそに、
「はじめまして勇者さま~。ミルフィース=フィメル=マール=アスフィーニと申します~」
「はじめましてー」
「学級委員をしているんだー」
「はい、そうですの~」
「ジョブは何が使えるの?」
「ちょっと、魔法剣士を少々~」
「へぇー。……魔法剣<麻痺≪スタン≫>?」
「ええ、それをしたくて、魔法剣を選んだんです~」
「<麻痺>はボスモンスター級のモンスターでも動きを止める強力な技だからねー。パーティには必須な役回りだねー」
「それにちょっと、スタンで相手をびしびし叩いてしびれさせるのが快感でして~」
「えっ……?」
「そのときのうめき声なんて、最高ですわよ~」
「Σ!!」
「……!」
そのときアリサは、冷や汗をたらしながら、こう思った。
(み、ミルフィースって、実はそーゆー人だったのね。あたしはじめて知ったわ……)
・「ティア」
「や、やるわね……」
「今日のところは勇者さまに免じて、引き分けにしておくわ……」
「そうしておくわね……」
ようやくけんかが収まった二人。
と、そのとき、アリサのとなりに見慣れた影が。
「おねーちゃんっ」
「おっ、ティアか。もしや……、勇者を見に来たの?」
「う、うん……」
「はじめまして、アリサの妹のティアと申します。勇者さま、どうぞこれからよろしくお願いいたしますっ」
「かわいい感じの子だねー」
「どう、これがわたしの自慢の妹よっ」
「お姉ちゃんだって、わたしの自慢のお姉ちゃんよっ。ねっ」
「も、もう、ティアってば……(ぼわっ」
「ふむ、エクスプローラーかー。非戦闘系のジョブだけど、冒険には必須のジョブだねー」
「この子、ジョブ持ちじゃないし、戦うこととか得意じゃないから、こういうジョブを選ぶしかなかったのよ」
「選んだのはお姉ちゃん?」
「う、うん。お前はこういうのがいいよ、って」
「へぇ~。優しいお姉ちゃんだねっ」
「そ、そんなんじゃないわよ! この子、自分がそばにいないと駄目だから、あたしに役に立つジョブを持っていないと……」
「うん。本当に妹思いの優しい子だねっ」
「……」
・「ルチア」
気がつくと、ティアのそばに女の子が二人。
そのうちの小さな方がぴょこん、とおじぎをして自己紹介した。
「はじめまして勇者さまっ、ティアのクラスメイトのルチアと申しますっ。これからよろしくお願いいいたしますっ」
「わたしの家はタイクーンから遠いところにあるんで、アリサさんとティアさんの家に住まわせてもらっているんですー」
「なるほど、大変だねー」
「わたし、白魔道士(あるいはアコライトとか)に薬師の学科を受けているんですけど……」
「なんで?
「わたし、ちょっと体が弱いんです。それで、自分で健康管理に気をつけなくちゃいけないから……」
「それで取ったわけか」
「はいっ! そうですっ!」
「でもその知識が皆を助けることに気がついて、より一層勉強しようって気になったんです」
「えらいなぁ」
「ルチアちゃんったら、薬師は難しいのに、一生懸命勉強しているんですよー」
「そうかー。いい子だねー」
「ううっ、なんて萌えがつまったかわいらしい子なんだろう……」
「こらそこ、涙流さないっ。まったくもう、変な勇者なんだから……」
・「メリル」
今度はルチアが紹介する形で、メリルが紹介される。
「この人がわたしの友達のメリルさんです。勇者さま、よろしくお願いしますー」
「はじめましてー」
「……」
「おっ、クールで無口なタイプかっ」
その言葉にアリサは内心、
(また変なにやけ方を……)
とあきれていますね。
「メリルちゃんは私と同じ貴族なんですが、クラス能力の関係で専門学校を受験したんですよー」
「へぇ……」
「ルチアちゃんと仲いいんだねー(にっこり」
「……ええ、まぁ」
メリルは会話に入りきれない自分にコンプレックスを感じている様子。それに、勇者がそっと近づいて、こうささやいた。
「気にしない、気にしない。クールで無口な女の子が好きな子だっているし、本当の自分を理解してくれる人だって、君のそばにいるじゃないか(ぽんっ)」
「……!(ぼっ!」
「何言ったのよ? あんた?」
「自信が出るおまじないだよ。お・ま・じ・な・いっ」
「?」
・「グレース先生」
レフィースの親しいフレンドたちの話は一通り終わり、話題は担任のグレース先生の話に。
三十路で独身。なぜか異世界なのにエセ関西弁を話す先生のことを、アリサたちが半ば悪口にいっていると……。
アリサたちの後ろにその当の本人が!
「ほう、わての近くで、年齢の話をするのはいい度胸やな?」
「ひいっ!?」
「せっ、先生!?」
「「(いてて……)」」
みんな仲良く、頭にゲンコツをくらう。
しかし、どう見ても男らしいグレース先生の言動に、レフィースが突っ込む。
「先生、だから三十近くになっても独身なんですよ……」
「ひゅるりら~」
先生は両目から涙を流していた。
・「幼馴染」
「勇人ちゃんはねー、あたしの幼馴染なんだよー」
「へぇー」
「レフィースさんが勇者さまの幼馴染? そうなんですの?」
「僕、少ししか覚えてないな……」
「どんな感じ?」
(中略:勇人はあれこれ、アヤネ(レフィース)とどこかで遊んでたなどと、思い出していうものの、何かあいまいすぎる)
それを聞いてレフィースは、
「レシュワーニュ公事件の、後遺症かな……」
と、つぶやいた。
「えっ?」
「ううん、なんでもない、なんでもない」
それを聞いてアリサも嫌なことを思い出す。
(レシュワーニュ公事件。あれに、わたしも……)
(後略:さっきの母親の件に関してフォローを入れるレフィース。「神群事変」の話をここで少し振る)
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まだまだ続くよ詳細プロット。
では次行ってみよー。
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