新作詳細プロットニューバージョンその14:「アトリエ編」
たいたい半分以上は行った……。かな。
それでは、次をどうぞー。
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○アトリエシリーズ
とある日の午後、勇者とアリサたちは、学園の工房に招待される。
「ようこそ、我が学園の工房へ。勇者殿」
「こんなところへ入るの初めてだなー」
・職能種(ジョブ)が扱える、より人間に近い魔導機の話。その操縦システムの話。
アリサたちはある博士(もちろんマッドな人)の下に誘われて、研究室(あるいは工房)へ。
「こっちへ来てみい」
「はい」
そこには金属製のフレームと筋肉と配線などで形作られた、地球の単位で八メートルぐらいの大きさの巨人が立っていた。
「こっ、これは……」
「製作中の魔導機じゃ」
そこでは職能種(ジョブ)が扱える、より人間に近い魔導機の原型機が開発中であった。
「魔導機って、貴族が乗っている、あれですかー」
「うむ。本来、魔導機というのは、貴族並みの魔力の高い人間にしか扱えない代物なんじゃが、これはちょっと違うぞ」
「どんな風にですか?」
「うむ、これが完成すれば、職能種、あるいは、魔法が使えない一般人が乗っても、貴族の魔導機と同じ、いや、それ以上の性能を持った魔導機が生産できるぞい」
「本当ですか?」
「うむ。王立アカデミーなどでも、同様のコンセプトの機体を試作しておるが、明らかにわしのが一番進んでおるぞ。ほっ、ほっ、ほっ」
(まったく、根拠のない自信ね。なんか骨組みと筋肉だけだし、進んでいるとは思えないんだけどねぇ……)
「アリサとかいったの。乗ってみるかの?」
「え、わたし?」
「二、三歩歩いてみている程度でいいんじゃがの」
「……う、うん、やってみる。……不安だけど」
と言う訳で乗ってみることになったアリサ。レクチャーを受ける。
「ふーん、このヘルメットをかぶって、魔法を詠唱する時のように念じれば、動くのね」
操縦にチャレンジしてみるアリサだったが、
ぎっぎっぎっ……、ぐっぐわ~ぁ!
「ううわぁぁぁあぁぁ!?」
「た、倒れるー!!」
ドッスンガラガラッ!
「けほっけほっ……」
「アリサちゃん、大丈夫?」
「怪我は無いけど……、これ、上手く動かないじゃない!」
「まだ製作中だったからの。上手く動かなくても、それはそれで仕方のないことだからのう。ほっ、ほっ、ほっ」
「それを早く言えっつーの!」
・試作したまま放棄された、人間大の魔導機の話(あるいはマトンとか人造人間とか)。
「もうっ、ひどい目にあったわー。……ん?」
その工房に、人間そっくりの魔導機(あるいはマトン)が放置されていた。
「これ、なんですか……?」
「ああ、これはな、人間そっくりな魔導機じゃ」
「人間大の魔導機……?」
「そうじゃな。これが完成すれば、人間が戦わなくても、戦いが出来るようになる。一大革命がおきるぞっ。うくくくっ」
「でも、これ人が乗れないじゃないですか? どーするんです?」
「ああ、これはじゃな、先ほどの魔導機の操縦システムをこいつとは別の場所において、ジュエルリンクでつないで遠隔操作するとか、この魔導機自体に、魔法人形≪マトン≫やしゃべる武器みたいに意思を組み込むとかするかとかが考えられるかのー」
「ふぅーん」
「とにかく、こいつが完成すれば、人の世は確実に変わる。そのような力を持った代物じゃ」
(とはいうけど、このようなガラクタじゃぁ……。変わるはずないよね……)
・魔法頭脳(コンピューター)の話。
(中略:上のマッドな博士とは別の博士に誘われたアリサたち。そこで、魔法頭脳についてのあれこれを熱弁される。
クリスタルを利用した魔法頭脳の話。魔法クリスタルは魔法で生み出すことも出来る、という話で、プリシア姫の能力の伏線につながる)
・人工知能の話。インテリジェントウェポンの話。
(中略:続いて博士はホムンクルスやマトンなどの、人為的に作られた生命体の話や、しゃべる武器、インテリジェントウェポンの話をする。
しかし、より人間に近い存在を作るのは、かなり困難なことだと、博士は語る)
・思考による魔法・呪文詠唱やアビリティ発動と、それに対応した魔法デバイス(杖など)とかの話。
アリサは机の上に無造作に置かれた、杖のようなものを発見し、のぞき込む。
「これ……、なんですか?」
「お、これか。これはの、魔法が使えない人でも、魔法が使えるようになる杖じゃ」
「そんなの前々からあったじゃない、特定の魔法を封じ込めてあって、ボタンを押すとか振るだけで魔法が発動させるのは?」
「ふふん、聞いて驚くなかれ。この杖はの、ある特定のジョブの魔法──これは黒魔道士のじゃな──が全て使えるし、使用者と杖が離れていても、魔法が使えたり、動かしたりできるんじゃ」
「そんなことできるの?」
「これはの、使用者の脳と杖を直接つなぎ、思考で操作するんじゃ。詳しい理論をここで話すと長いので、略するがな。……それともここでゆっくりと聞くかの?」
「いいえ、結構です。授業があるのでっ」
「ま、それもそうじゃな。ふぉっふぉっふぉっ」
「……」
「でじゃな、理論的には異世界間ゲートを通しての遠隔操作も可能じゃ。この杖に、ものを見たり聞いたりする機能を追加して、これを操作し、別の世界を見に行くことも可能になるだろうじゃのう」
「ふぅーん……」
「では、やってみるかの。誰か、この杖を持ってみい。一度杖を持って、杖中ほどの緑の部分に触れれば、あとは手を離してもこの杖の魔法が使えるぞい」
「はーい。あたし、やってみるー」
「ティア、大丈夫?」
「だいじょうぶだと思うよっ」
「妙に安心しちゃって……。大丈夫かなぁ……?」
工房のそばにある射的場へと向かう一同。
「あそこの的の前に杖を置いてみるがよい」
「では、魔法を使ってみなされ。とりあえずは<火矢>の魔法かの」
「う、うん……」
ぽんっ!
杖の先から炎が飛び出て、的にあたる。
「わっ! 離れていた杖から炎の魔法が出せた!」
「じゃろう? これがこの杖の機能じゃ。わかりやすいじゃろ?」
「ええ、ほんと、試してみると面白いですねー」
「では次に、アリサとかいったかな、やってみるかの?」
「う、うん……」
「一度、緑の部分に触れてっと……」
「では、念じてみるわね」
で、アリサが<火矢>の魔法を使ってみようとした瞬間、杖のあちらこちらから光が洩れ、部屋中を満たし──。
杖が、爆発した。
「げほっ、げほっ……! なによこれ! 欠陥品じゃない!?」
「うーん、なんか間違えたかのう?」
「それ、アミバ?」
「……ユウト、誰よそれっ!?」
そのとき、レフィースが少し考える目をしていたのに、アリサを含めて、誰も気づいていなかった。
時間が来て、工房見学は終了する。
「今日はすまんかったの。また好きな時に遊びに来るがよい」
「ありがとうございましたー」
工房を出る勇者たち。
「今日は散々な目にあったわ……。なんであたしばかり被害が……」
「でも、ああいう技術があることは、覚えておいた方がいいわよ、アリサちゃん」
(なでなで)
「は、はい、レフィースおねえさま……」
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半分行ったとしてもまだまだ続く。
それでは次行ってみよー。
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