情報商材アフィリエイトは自己増殖性がある
検索エンジン考 - とある新聞記事を読んで 2008/7/19を読みましたが、「詐欺まがいネット広告、ブログで増殖…成功報酬型が特徴」の記事は、確かにしらない人が読むと「アフィリエイト全般」を否定する記事に見えてしまう可能性はあると思います。しかし、自己増殖性のある情報商材のアフィリエイトの問題の指摘そのものは正しいと思います。
「明らかに誇大広告と思われるような情報商材が提示されていたとして、それを掲載主が好んで掲載するケースも稀ではないだろうか?」とのことですが、インフォトップなど、情報商材を専門的に扱うアフィリエイト・サービス・プロバイダがあり、それがまたずいぶんと流行っているという現実があります。私は手を出していないんですが、どうもこうずいぶん売れているようです。なぜならば、そうした商材を購入して実践した結果と思われる宣伝やスパムを大量に見かけるからです。
そうした情報商材の広告は、別にまともなサイトに掲載されるわけではなく(AdSenseで掲載されることはありがちですが)、無料ブログや無料ホームページサービスを用いて作成され、掲示板やTrackBack、HTTP_REFERERやmixiの足跡、リンク依頼や感想を装うメールなどで、スパム広告的に宣伝されています。
商材の売り込み文章は実に巧妙で、買う気になるであろう人間を選別し引きつけるように物販などで工夫されてきた手法を駆使したものとなっています(分析してみると色々と勉強になったりしますので、なんどかチャットでネタにしたことがあります。18才の学生が書いた「インターネットマーケティングレポート」を分析して、インターネット販売の基本を考えるなんてのもありましたね)。素人さんだと信じてしまう人が出るのも無理はないかなと思います。
そして、売り込みテンプレートのように、情報商材を売るためノウハウを扱った情報商材こそが、情報商材でもっとも売れているらしいんですよね。購入したものに工夫を加えて情報商材を作り上げる、という手法さえ売られているという話もみたことがあります。あれこれ信じて購入した人の一部が、再びばらまくのに荷担しやすくなっているわけです。そのために、サイトやスパム広告が消されても消されても、類似しているものそれぞれに工夫された宣伝が絶えることはないという、強固な生態系ができあがってしまっているようです。
MFA(Made for Adsense)的なものも含めて、AdWords/AdSenseで広告を出して売り込んでいる情報商材も大量にありますが、あれは禁止URLに指定するなどして排除しようとしても尽きないくらいたくさんのところが出してるわけですよね。その手のアフィリエイトに誘導するための出稿(SEM)そのものが、それ自体、情報商材として売られていることを考えれば、不思議のないところだと思います。
つまるところ「宣伝サイトを量産することで儲ける」という情報商材を買った人間が、損を取り返すためにも(あるいは単に儲けるために)、情報商材アフィリエイトに手を出し、宣伝サイトを量産するわけです。この自己増殖性があるのではびこっているというのが、報道で指摘された問題点ですよね。別に情報商材以外のアフィリエイトや広告を非難しているわけではないと思います。
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