新作プロット:「タイトル未定」(仮)その2
えー、この前出したものの修正版です。
全体的な話の流れとか設定とかは変わっていませんが、細かいところが変わっていたりします。そんな感じ。
それでは、どうぞー。
#早く本文書き出さないといけないのー。
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○新作プロット「タイトル未定(仮)」
○一言コンセプト
異世界同士の地球をめぐる戦いに巻き込まれた主人公が力に目覚め、本当の敵を倒す話。
○あらすじ
○設定
この地球が存在する宇宙の他にも、別の宇宙(世界)が多数あって、それぞれが勢力争いをしている。
この物語の登場人物、須賀奈津美は、ファンタジー風の異世界に召喚された地球人の勇者とその世界<アークシャード>の大国の姫との間に生まれた娘である。
そのアークシャードは様々な異世界の侵略を受けており、奈津美父は他の仲間たちと共に、その異世界群の侵略を退かせた。
しかし、そのおかげで他の異世界が地球の存在に気がつき、新たな侵略のターゲットを地球に定めた。
奈津美は父親が作った地球防衛組織のエージェントとして働いており、先生の身分を偽って、杜丘高校にやってきた。
この地球とアークシャードの間には安定した異世界間ゲートが一つだけ繋がっているが、他は不安定で、あまり多くの人数、ものなどをいっぺんに送り込めない。
そこで他の「世界」たちがどうしたかというと、それぞれの異世界そのもの、もしくはその要素、あるいは現実世界の伝説や神話、物語、それに登場する人物などが、擬人化などした存在を送り込み、それを地球人に憑依させたり、実体化したりして、自らが作り出したゲートで地球に送り込み、侵略活動を行なわせる方法をとった。
これが、<アバター>である。
侵略方法のひとつとして、その侵略先の世界の物理法則などを、侵略側の世界のそれに置き換えるという方法があり、これを「異世界下ろし」と呼んでいる。
アバターは様々な方法でそれを実行しようとする。
しかし、他の勢力のアバターも同時に侵入しており、必然的にそれをめぐる争いになる。
このとき取られる解決策として、アバター同士が戦って、その力を奪い合い、最後に残ったものがその力を利用して「異世界下ろし」を行なうという方法がある。これが<戦争>(仮)である。
<戦争>では、<アバター>が異世界の法則が適用されるミニ異世界<領域(結界)>を張って戦うことが多い。
その中では景色が<アバター>が所属する異世界のものになり、物理法則などもその異世界のものに準拠される。
その「異世界下ろし」を実行するためには、力だけでなくその世界を変える為の「コンバーター」が必要であり、それが主人公の持つ「現実化能力」である。
○メモ
戦闘のコンセプトは、異世界の要素などを凝縮して擬人化した存在、<アバター>同士の(あるいは<アバター>と人間などとの)戦い。
基本的には<アバター>同士の戦いは1対1。
クライマックスフェイズや主人公の戦いはパーティVS1(TRPGのバトルイメージ)。
戦闘は「我慢比べ」のイメージ?
あと「世界のぶつけ合い」とか。
領域内での戦闘は、ホームアンドアウェイのイメージとか。
思いの強さで攻守が変わる?
アバターの魔力(MP)かなにかがバッテリ的な意味を持っていて、魔法や能力を使うたびに消費する。
その魔力が尽きると自分の領域(アウェイ側のアバターも自分の能力を使うため、領域を展開する)が維持できなくなるので、負け、あるいは撤退せざるを得なくなる。
○登場人物
命名は奈津美を除き、苗字は歴代の総理大臣や閣僚から取る(できるだけ平凡なもの。シャナとできるだけかぶらないように)
○主人公(PC1)
名前:
男性、杜丘高校2年生。17歳。
現実主義者で、非現実的な魔法や異世界などを「ありえないこと」「フィクションだ」と否定していたが、幼馴染の咲と再会した後、突如として異世界間の<戦争>に巻き込まれ……。
その一方で、クラスでは人気者で、結構もてる。
しかし、それは<アバター>に乗っ取られた女子たちが、PC1の能力「現実化能力」を利用して「異世界下ろし」を行なうためだった(あるいは逆に能力を持っている主人公がもてていることを利用して(またはPC1に近づくために)それぞれの異世界がアバターを彼女らに乗り移らせた)。
物語開始時は本人は気がついていないが、その世界とは別の異世界の超常現象、存在などに対し「本人がありえない思えば、それを無効化する」<非現実化能力>と、その逆の「本人があると思った架空の、もしくは異世界のもの、こと(例えば超常現象や存在など)を現実化する能力」という<現実化能力>を持つ。
何故主人公にその能力が備わったのかは今は不明だが、奈津美によると恐らく後天的なものらしい。
能力の変化の条件は主人公の心の変化。つまり本人が「現実にはありえないことが、ある」、と思ったときが、変化の時である。
また、その現実化能力が、「世界下ろし」の重要なキーとして狙われる。
実はオタク。プラモ(ガンプラ)を改造して見せびらかしていた黒歴史があるらしい。
が、ロボット異世界のアバターとの戦いでは、そのプラモを現実化させて戦うという荒業を見せる。
(この設定使わない?)
実はつかさのことが気になっていたが、告白できずにいた。
・イメージ台詞集
「のうわぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!?」
「こんなこと、ありえねぇっ……!」
「もしその世界がありえるというのなら、俺が現実にしてやる!」
「ばかやろう! なんで今まで、俺にそのことを伝えなかったんだ!」
「だって……、あなたに、迷惑、かけたくなかったから……」
「お前は本当に、ばかやろうだよ……」
「……こんなくだらない戦い、俺が終止符《ピリオド》を打ってやる!」
「強者が、世界が不条理だというのなら、その不条理に立ち向かうための社会《システム》を作ってきたのが、俺たち人間だ!」
世界に抗う力を。
○ヒロイン(NPC・ラスボス)
名前:咲(仮)
「花は嫌い……。枯れるし、死を彩るから」
枯れるのと、葬式のイメージが強いので花が嫌いとのこと(「自ら」が死んだので花が嫌い?)。
肩まで伸びた黒髪(あるいは白髪)。
言葉は少ない方で、静かに話す。
かつて杜丘市にいたが、親の都合で引っ越したが、夜の公園で主人公とミステリアスな再会をする。
その正体は、アークシャードとは別の異世界から送り込まれた「アバター」(異世界や物語などが擬人化(あるいは生物化して)して実体化したもの)が憑依している、あるいは、既に死んだ「佐倉咲」という少女の「存在」を借りて異世界が実体化したもの。
元の異世界は<魔界>あるいは<永久の戦争世界>(仮)。
自らの世界を地球に現実化させるため、PC1が好きだった幼馴染の咲の姿を借り、他の世界とともに「戦争」を勃発させた。
そして、他のアバター同士が戦闘時に発生させるパワーをエネルギー源とし、PC1が現実化能力を発動したときに、自らをPC1と融合させることにより、自己世界を地球に現実化させる「世界下ろし」を発動させようとした。
・イメージ台詞集
「人が蟻を気にしないように、地球や世界は、人々を気にしないもの……」
「世界は無邪気な子供のようなものね。平気で蟻の巣穴に水を流し込んだりするわ」
「神は信じるものしか救わない。せこいわね」
「でもそんな神も、世界の中の一存在に過ぎない」
「人も神も、世界の中でしか生きられない、弱いもの」
「創造主? アレは神ではないわ。アレはね、おもちゃで遊ぶ大きな子供みたいなものよ」
「あなたは結局、人間。なのね……。<アバター>失格ね」
○サブヒロイン1(PC2)
名前:須賀奈津美(すがなつみ)
年齢:24歳
異世界「アークシャード」とのゲートや異世界・地球間の交流や、別の異世界からの侵入者の監視などを行なう企業、あるいは組織の監視員(エージェント)。
その組織(企業)を作った異世界に召喚された勇者と、その世界の皇国の皇女との間に生まれた娘。
杜丘市で始まった<戦争(仮)>が何を目的としているのか監視し、必要であれば阻止するため、杜丘学園の教師(保健体育兼風紀担当)として着任する(こういったことがあるため、教員免許など、数多くの免許を取得している)。
学園では風紀担当だが本人はとてもグータラ。バカ力持ち。
また魔法も得意で、主にエンチャント(魔力付加)系の魔法を得意とする。これは、現在の地球では魔法をおおっぴらに使えないということも影響している。
金髪なので地球の西欧人とのハーフに見られる。
「あーあ、やってらんないわよ。まったく……」
○敵(アバター)
それぞれの異世界そのもの、もしくはその要素、あるいは現実世界の伝説や神話、物語、それに登場する人物などが(擬人化して)実体化した存在が、別世界の人間に憑依などしたもの。
・敵1(ヒロイン1、あるいはPC3)
名前:小泉つかさ
異世界名:<パラレル・アークシャード>
ファンタジー世界<アークシャード>(の平行世界。平行世界の地球も含む?)が擬人化して実体化したアバターの能力を持つ、PC1が密かに気になっている人。
実はお互い気になっているが、告白とまでは行っていない。
複数の異世界から構成されているアークシャードの特徴を生かした、多数のアバター能力を持つ<メニィアバター>能力を持つ。
天下無双の仮面優等生!
目つきが丸く、整った顔立ちでストレートの黒髪。
優等生の振りをしているが、実は黒い(仮)。
高校一年のとき、突如として成績が良くなるが、それはアバターの力によるものだった。
実は高校入学の時に主人公に一目ぼれ、気を引こうと猛勉強を始めようとしたとき、その心の隙を狙われて、アバターに取り憑かれた。
が、逆にそのアバターを支配してしまう。それほどまでに主人公(PC1)への想いが強かったのである。
最初の戦闘で、敵のうち誰かと戦闘していた。そのときは先生(PC2)がやってきたため撤退。
その後、主人公(PC1)に近づくと同時に、学園や街にアバターたちを展開し、他のアバターから主人公を守っていたが、ラスボス戦直前の戦闘で正体を現す。
咲と同盟を結び、自らのメニィアバターという特長を生かし、他のアバター同士の戦闘を利用して、咲とともに、彼女らから奪った力を使って杜丘市に「異世界下ろし」を行なおうとする。
しかし彼女は、主人公を守ろうと咲を裏切り(実は最初からそのつもりだった)彼女に戦いを挑むが、逆にアバターの力の大部分を奪われて(あるいは四方に飛散させられて)倒される。
しゃべる文体は普通の小説、ライトノベル風、あるいはMMORPGのNPCの会話ウィンドウ風の文字数、行数。
「あなたのために、こーんなに勉強、頑張ったんだから!」
「○○君、勉強もしっかりやらないと、いけないぞ、っと」
「だって、あなたを、守りたかったから……」
・敵2(サブヒロイン2)
名前:蒼(あおい)(仮)
異世界名:<>
スパロボ的異世界(仮)が擬人化して実体化したアバターが憑依。
ショートヘア眼鏡な真面目委員長!
ショートヘアの黒髪で眼鏡をかけ、鋭い目つきをした委員長。
学校や教室の風紀などにうるさいタイプ。
最初にPC1を襲撃する。
オープニングフェイズで最初に戦っているのは彼女とつかさ。
「世界下ろし」のため、「戦争」の鍵である主人公と融合しようと、主人公を呼び出し、アバター本来の姿になり、巨大ロボットを召喚して襲撃するが、主人公の無効化(現実化)能力と、奈津美の馬鹿力と魔法、そして正体不明の支援者の攻撃により、ロボットを破壊される。
その後逃走するが、何者かに襲われ、力とアバターとしての記憶を奪われる。
会話の文体は、まだ未定。
「環境破壊とか何とか言ってみても、それは人間の都合。
地球には、関係ないことよ」
・敵3(サブヒロイン3)
名前:香奈(仮)
主異世界:<>
サイバー+魔法系(シャドウランなど)の異世界が擬人化したアバターに乗っ取られている。
特撮系異世界(ライダー・戦隊系)のアバター。
一人の被憑依者に対し、複数のアバターが存在する「マルチアバター」。
幼馴染と戦うが、突如として乱入してきた謎の敵との戦いで、マルチアバターを上回る、「メニィアバター」の能力により敗北。
気ままでさばさば系遊び人!
PC1とセフレ疑惑あり(作品中でそうほのめかす)。
ふわふわした黒髪が特徴。コギャルな外見、ちょっと黒(茶色?)っぽい肌。
まじめな優等生であるサブヒロイン1(腹黒優等生)やサブヒロイン2(委員長)を毛嫌いしている。
主人公と遊びに出かけた際、敵4と出会いバトル。マルチアバター能力で相手と互角に戦うが、突如として乱入してきた謎のアバター集団の前に敗北。
だが乗っ取っていた<アバター>の人格と、保有していた力の大部分のみを奪われただけで、記憶と保有していた異世界のうち一つは奪われずに済んだ。
その後、奈津美とサブヒロイン4と共に、PC1とつかさの応援に駆けつける。
会話の文体が「あたし彼女」風。
「ねえ、
きょうは
なにして
遊ぶ?」
・敵4(サブヒロイン4)
名前:奈緒(仮)
超能力者系異世界(禁書の科学サイド、ダブルクロスなど)のアバター。
あるいは、
なのは風異世界(魔法+科学)のアバター(人間としては実在しないタイプ(この部分はまだ未定))。
チェンバースタッフを駆使し、魔法を砲弾のように発射して攻撃してくる。
(ぽっちゃり系)幼馴染?
肩あたりまである茶色系の髪。
ちょっともさもさしている。
肌は白い。
(まだ、このキャラに関してはどうするか未定)
サブヒロイン3と対決するが、メニィアバター能力を有する謎の集団に乱入・襲撃され、倒される。
しかし、乗っ取っていた<アバター>の人格と、保有していた力の大部分のみを奪われただけで、記憶と保有していた異世界のうち一つは奪われずに済んだ。
その後、奈津美とサブヒロイン3と共に、PC1とつかさの応援に駆けつける。
(この部分はまだ未定)
会話時の文体はギャルゲ風文体(三行ずつの表示)(仮)。
○クラスメイト
・オタクグループ
クラスのオタク男子ズ。頻発する女子生徒連続暴行事件に対しあれこれ言うが、すべて的外れだったりする。
MMR的ポジション。
○プロット
○オープニングフェイズ
「PC1ちゃん。この世界を変えたいと思わない……?」
「世界、を……?」
学校からの帰り道、近所の大きな公園で、PC1(主人公)はこの杜丘市から引っ越した筈のNPC(咲)と再会する。
「咲、ちゃん……?」
「ええ、久しぶり、PC1ちゃん」
そして意味深な会話をする。
話はちょっと前に戻って、学校でオタクな会話をするPC1とクラスメイトたち。
話題はこの街で起こっている超常現象について。
なんでも、人気のない通りに足を踏み込むと、景色が変わっていた、なんていうことが頻発しているらしいのだ。
PC1はその話を、経済新聞とか雑誌を読みながら、
「あるはずがねぇよ。そんな話、非現実的さ」
と笑って否定する。
「お前ってリアリストだな……」
そんなバカ話をしているとその話を聞きつけてか、クラスメイトの女子委員長(敵2)や優等生の小泉つかさがやってくる。
「あなたたち、もう少し静かに話してくれません?」
「○○君、バカ話をするのもいいけど、勉強もしっかりやらないと、いけないぞっ」
「あ、うん。分かった、小泉さん」
それぞれの席に戻っていくクラスメイト達。
「なんかPC1って小泉さんの前では素直だよなー」
「そうか?」
シーンはそれで終わる。
咲と別れたその直後、彼女の言葉と学校での出来事を考えながら、家へ近道するために公園を歩いていると、突然、景色が変わった。
いつも見慣れた公園のはずなのに、何故か西洋風ファンタジーのような景色が広がっているのだ。
PC1が戸惑う間もなく、その不可思議な風景の中で、謎の人物(たち)と巨大ロボット(を操る人物)による戦闘に巻き込まれる。
その戦闘中、狙いが外れた巨大ロボットのビームが直撃しそうになるPC1。
しかし、直撃寸前、
「こんなこと、ありえねぇっ……!」
と叫んだ時、そのビームが寸前で掻き消える。
その直後、最近高校に異動してきた、風紀担当の須賀奈津美先生が突然現れ、助けられる。
謎の人物達は奈津美が現れるや否や撤退し、風景も元に戻る。
○ミドルフェイズ1 シーンプレイヤー:PC2
奈津美先生、PC1を車に乗せ、自分の家に主人公を連れて行き、状況説明をする。
ここで設定で書かれていることなどを説明する。
(何かを見せて描写するとか)
そして「現実化能力」のことを最後に触れ、その「現実化能力」をPC1は持っていると、奈津美先生は言う。
だから狙われたのだ、とも。
「でも、そんな力が俺にはあるのか?」
「あるのよ」
「へぇ……」
そう言って、巨大ロボットから放たれたビームが、自分の目の前で掻き消えたことを思い出すPC1。
「それは、現実化能力の裏面ともいうべき能力よ」
と、奈津美先生は説明する。
「<現実化能力>はその世界、例えば地球には存在しない、異世界の物理法則などで構成された存在や超常現象などに対し「ありえる」と思うことで、その能力を発揮(あるいは増幅ね)するわ。
逆に「ありえない」と思ったとき、その超常現象などを打ち消す能力を持っているのよ。これが<非現実化能力>ね」
と。
「ふうん、信じられねぇな……」
というPC1に対し、自らの魔法を使って実感させる奈津美。
「しょうがないわねぇ……」
自分の魔法をPC1に当てる奈津美。
「なっ、何すんだよ! 危ないじゃねぇか!?」
「でも『ある』って、思ったでしょ?」
「ああ……」
「だからPC1君に魔法が効いたのよ」
「な、なるほど……」
「これからも狙われるのは、覚悟しておいてねー」
「あ、あとね」
「なんですか先生?」
「その現実化能力、領域の中でしか使えないから。領域を張れないPC1君がここで現実化能力を使おうとしても、何も起きないわよ」
「今まで話したことは他言無用よ。どこにアバターがいるか分からないからね」
と約束させ、PC1を家に帰す奈津美。
PC1を家に帰した後、家で組織に報告するPC2(このシーンなし?)
色々なことを考えながら、家に帰って寝る主人公。
自分の魔改造ロボットプラモを見ながら寝る(伏線)。
夢に咲が出てくるとか?
○ミドルフェイズ2 シーンプレイヤー:PC1
次の朝、学校に登校。つかさなどのヒロインたちやクラスメイトなどに会う。どたばたした日常。
(ここで後に出てくる「敵」を全て出す)
「いやー、最近まで、もててたよな、PC1」
「ふっ、過去形で言われるのは辛いな……。俺はこうもカッコいいのに……」
「それは本当か疑わしいが」
「容赦なしだな!」
「一時はあんなに人気があったのに。まさに一発屋芸人」
「さらに容赦なしだな!」
「それもこれも、彼女らが何故か襲われる様になってからだな……」
「ああ、嘆かわしいことだ……」
最近、杜丘高校の生徒(特に女子)が襲われる事件が相次いでいた。
しかもよくよく調べてみると、その被害者はPC1に近かったり(例えば元クラスメイトとか)、PC1のことを好きだと公言した者ばかりなのだ。
犯人はこの学校の関係者? いや、PC1の関係者?
女子生徒同士の、PC1をめぐる喧嘩?
その犯人についてバカ話をするクラスの男子達。
その話題の後で、PC1がつかさを気になっているのを、クラスメイトが気がつく。
「お前、つかさに気があるのか?」
「いや、そんなことはないさ」
「ならなんで、つかさの写真を携帯の待ち受けにしているんだ?」
「そ、それはだな、つかさにもらったもんだよ」
「あ、いいよどんだ。あやしー」
「それに、なんでよくもてるのに、誰も彼女にしないんだ? 敵3とかとはよく遊んでいるようだが、でもそれも悪友って感じみたいだしな」
「なぁお前、本当はつかさのことが好きなんじゃないのか?」
「ふっ、どうでも言え。真実は俺の中にある」
そのときは授業が始まるか、つかさが現れるかで話はうやむやになる。
○ミドルフェイズ3 シーンプレイヤー:PC1
放課後。
主人公は突然、クラス委員長に呼び出される。
「何で俺なんか呼び出すんだ……?」
「はっ、まさかあの委員長が俺のことを好きとか!? いやー参っちゃうなー」
指定した場所に呼び出されると、突然、景色が変わった。
周囲は未来的なビルや機械に夜の星空。まるで機械に支配された惑星にいるようだ。
「この雰囲気は!?」
「<領域>、か……!?」
そこには、<領域>が張られていたのだ。
その中で、昨日公園で戦っていた、巨大ロボットを操る謎の敵が再び現れた。
「PC1君!」
「須賀先生!!」
PC1はピンチを迎えるが、領域が張られたことに気がついて助けに来た奈津美と、さらに乱入してきた謎の人物たちに助けられ、「現実化能力」を覚醒。
自分が作った魔改造ロボットプラモデル(ミドルフェイズ1で寝るときに出てきたもの)の設定等身大を呼び出して乗り込み、激闘の末、敵ロボットを撃破する。
その後で、
「マナ切れか……」
と言い残し、逃亡する敵。姿を消してしまう。と、同時に景色も元に戻る。
その後で、
「あれは巨大ロボットが存在する異世界<>の<アバター>ね、恐らくは」
という先生。
○マスターシーン1
逃走した敵がどこかで姿を変える。
「はぁ、はぁ……」
その正体はクラス委員長だった。
「今回は邪魔者にやられたが、次はきっと彼と<融合>してみせる」
とつぶやく委員長だったが、先ほど主人公に手を貸した謎の人物が現れ、一撃。
彼(?)は倒された委員長の体から光り輝くものを抜き取ると
「これで、また一つ。残りは、二人」
とつぶやく。
うなずいた彼のその視線の向こうには、咲が立っていた。
○ミドルフェイズ4 シーンプレイヤー:PC2
悲鳴を聞きつけて奈津美先生が駆けつけると、そこには委員長が倒れていた。
PC1とつかさや他の生徒たちも駆けつける。
委員長は病院へ運ばれるが、どうやら一部の記憶が失われているらしい。
「委員長が、アバターだったなんて……」
「そう。連続女子生徒襲撃事件の被害者も全て、アバターだったのよ」
「これが現実なのか……」
「そう、これが現実よ」
アバターが敗北すると、その宿り主が持つアバターの記憶と力を抜き取るのが「戦争」のルールと、奈津美先生はあらためて話す。
先生はPC1に、まだアバターが周囲にいると思うわ、気をつけて、と忠告する。
家で現場から採取した「魔力」を家で分析する奈津美。
その結果にがく然とする。そこで敵2=委員長を倒した相手は、自分の母親の異世界<アークシャード>の人間らしいのだ。
<アークシャード>は守る側のはずなのだが……。
不審に思った奈津美は、調査を開始する。
○ミドルフェイズ5 シーンプレイヤー:PC1
PC1とつかさが病院から帰る途中、二人は咲に出会う。
「小泉さん。それに……、PC1ちゃん」
「咲さん」
「……咲、ちゃん?」
険悪な雰囲気になると思いきや、つかさと咲は良い雰囲気。
どうやら知り合いらしい。
意外な展開にびっくりしつつ、ほっと肩をなでおろす主人公。
PC1は駅かどこかで咲たちと別れる。
その後、意味深な会話をするつかさと咲。二人は同盟関係にある?
○ミドルフェイズ6 シーンプレイヤー:PC2
夜の杜丘市。
生徒の風紀取締りのため、街を巡回する奈津美。
何事もなく、平和な街。
「あー、暇だわー」
と愚痴をこぼす奈津美だったが、街角で、その場には似合わない白い服の少女(実は咲)を見かけ、不審そうな顔をする。
「あれ、あの子……?」
彼女はこのあたりでは見たことがない顔だった。
声を掛けようと近づこうとしたその瞬間、領域の展開を察知する。
領域が展開された場所にかけつけた奈津美が見たものは、<アバター>同士が戦う姿だった。
その領域は、近未来的な都市の上空だった。
大空で戦いを繰り広げる、二人のアバター。
戦っているアバターは実は敵3と敵4。
このときはアバターがしばらく戦闘した後、マナ切れと奈津美に気がついて双方引き分けで撤退、奈津美は逃してしまう。
「気づかれた、か……」
奈津美は唇をかんだ。
「あと、お互いマナ切れの様子ね。痛みわけ、か……」
○ミドルフェイズ7 シーンプレイヤー:PC1
次の朝、PC1が教室(あるいは登校中に)で、敵3と4の二人が軽い怪我をしているのに気がつくが、二人はそれぞれ笑ってごまかす。
委員長はまだ退院していないらしい。そのことや、女子生徒連続襲撃事件の話を他のキャラクターとするPC1。
そのときに主人公はゲームの攻略本などを読んでいるとか。
「なんでお前がこんなもの読んでいるんだ? いつもは新聞読んでるのに」
「ああ、ちょっとな。イメージトレーニング」
「イメージトレーニング?」
「まあな。これから必要になったんで、ちょっとな」
「RPGの攻略本を読んでイメージトレーニングねぇ……。頭おかしくなった?」
「なんとでも言え。これは現実を守る為だからな」
「……お前って、つくづく変な奴だな」
その後、ふとしたことから、奈津美先生(PC2)に咲の話をするPC1。
「ちょっとその子のこと、詳しく聞かせてくれる?」
なにかがひっかかったらしく、PC2は咲の話を詳しく訊ねてくる。
不思議に思いながら、咲のことを話すPC1。
「ありがとう、PC1君。じゃ、またね」
「……なんで先生は咲のことを訊いたんだろう?」
○ミドルフェイズ8 シーンプレイヤー:PC1
次の日の放課後(あるいは土日)、敵3と遊びに行くPC1。
街のゲーセンやカラオケなどで色々と遊んだ後、盛り上がった二人は、ホテルに行こうと言い出すが、そのとき突然敵4が現れる。
一気に険悪な雰囲気に。
話があるから、ちょっとそこで待っててと言い残し、PC3とPC4はどこかに行ってしまう。
そしてその近くで、咲とつかさがその様子を見ていたことに、PC1は気づかなかった。
○マスターシーン2(ミドルフェイズ8’?)
人気のないところに向かった二人。
そして、
「決着を付けようよ、敵3」
と敵4(幼馴染)が言い出す。
実は二人は<アバター>で、ミドルフェイズ6で戦っていたのはこの二人だったのだ。
彼女らはそれぞれ、今まで多くのアバターと戦い、その力(異世界の力)を奪っていた。
このどちらかが勝てば、相手の持つたくさんの<アバター>を得ることができる。
重要な戦いなのだ。
そこで不敵な笑いを見せる敵3(遊び人)。
「何がおかしいのよ!?」
「ふふっ。
あんたが、
こんなに、
まぬけだとは、
思わなかったからね!」
というなり、世界が変わる。
そう、そこは敵3(遊び人)があらかじめ自分の領域を展開していた場所だったのだ。
広大な宇宙空間を埋め尽くす、数百万隻の艦隊。
数百万対一の戦いが始まった。
だが、敵4(幼馴染)は元々持っていた圧倒的な戦闘能力で、艦艇を次々と撃破。
敵3のいる旗艦に迫る。
そして、ついに敵4は旗艦に乗り込むが、敵3の切り札、複数のアバターを一人が同時に操れる「マルチアバター」により、互角の戦いを艦艇内外で繰り広げる。
そして、隙をみて逆転した敵3が、敵4を追い詰めた。
(敵4が大技を使いすぎてマナ切れとか)
そのとき。
マスクや兜で顔を隠し、鎧にマントやローブを着込んだ、ファンタジー世界の戦士や魔道士達が宇宙空間を駆け、乱入してきた。
その戦力は圧倒的で、敵3と敵4の二人は、あっという間に倒されてしまう。
「め、
メニィアバター……」
そう言い残して倒れるPC3。
二人の体から、幾つかの光を吸い取り「これで力は全て揃った」と言い残して退場するアバター集団。
さっきの場所で待っていたPC1だったが、何かを感じ取り、気になって二人を探す。
そして、二人が戦っていた場所にたどり着くと、倒れている二人を発見し、助け起こす。
二人に話しかけると、どうも記憶は失っていないらしい。
そしてどうやら、二人はそれぞれ<アバター>に乗っ取られていたらしいが、そのアバターの人格や保有していた力の大部分を奪われただけらしい。
安堵するPC1。
○ミドルフェイズ9 シーンプレイヤー:PC2
PC1から連絡を受け、現場に駆けつける奈津美。
奈津美が二人が倒れていた現場で魔力分析をすると、やはり前回と同じ<アークシャード>の魔法の残留魔力があった。
その事実を、PC1に告げる奈津美。
PC1と奈津美は近くの喫茶店に移動し、二人に話を聞くと、彼女らのそれぞれの事情を話す。
戦いの影に隠れて見える、咲の影に気がつくPC1。
「まさか、咲が……?」
そのことを聞いた奈津美は、さらにある事実をPC1に告げる。
調べたところ、咲は引っ越した先で病気で亡くなり、この世にはいない。
さらに言うと、連続女子生徒暴行(襲撃)事件の現場近くには、必ず彼女の姿が目撃されていたというのだ。
そして、つかさの姿も。
その事実に衝撃を受けつつも、PC1は咲に会いに行く決意を固める。
○ミドルフェイズ10 シーンプレイヤー:PC1
PC1たち、咲を探しに行く。
そして、最初に出会った公園で、咲と出会う。
問い詰めるPC1。
「咲。君は、咲じゃないんだね?」
その言葉に咲がうなずくと、世界が一変する。
一面、黒と赤の世界。
そこに現れたのが、つかさ(PC3=敵1)と、戦士や魔道士たちの集団だった。
「つかさ……」
そして二人は真相を語り始める。
咲は、本当の咲が死ぬ時に「生きたい」という想いをコアにして異世界が擬人化した<魔界>のアバターだった。
「『生きたい』という思いを、コアにして……?」
それは現実化能力を持つPC1に近い人物なら、目的を達しやすいという目論見からであった。
つかさは、高校に入学した時に出会った主人公に一目ぼれし、彼にふさわしい女の子になろうと努力し始めた時に、アークシャードの平行世界のアバターに憑依されたのだ。
自らの世界<魔界>を地球に「下ろす」ため、先に憑依されていたつかさと同盟を組み、そして、他の異世界をけしかけて、PC1に近いものやPC1に思いを寄せていたもの達に、アバターを憑依させて<戦争>を始め、自分達はつかさのメニィアバター能力で次々と邪魔者を倒し、<異世界下ろし>に必要な「力」を集めていた。
PC1が好きだと、彼に近づいてきた女子たちは全てアバターで、その<現実化能力>を狙っていただけだったのだ。
あなたを器にして異世界下ろしを行なえば、咲を生き返らせてあげるわ、と迫る、咲の姿をした<魔界>だったが、PC1はこれを拒否。
「咲の生きたいと思う気持ちを利用して、踏みにじって、あんたは!」
激怒した<魔界>は、PC1を消し去ろうとするが、その前に立ちふさがったのは……、つかさだった。
「なっ、貴様……!?」
○クライマックスフェイズ
「このときを待っていたわ。咲。いや、<魔界>」
「なん、だと……?」
<パラレル・アークシャード>に憑依されたときに、その意志に乗っ取られたはずのつかさだったが、彼女は抵抗。
逆にアバターを乗っ取り、自分のものにしていた。
そして、その能力ゆえ、PC1が異世界から狙われていると知ったつかさは、咲と手を組んだ振りをして、PC1を守り続け、咲が異世界下ろしを行なおうとしたこのタイミングで、裏切ることを計画していたのだ。
PC3と4の記憶を奪わず、傷つけずに倒したのは、彼女らがPC1に近すぎたためだったのだ。
「俺のために、敵3と4を傷つけなかったのか……」
そしてPC1への思いを告白し、彼を、世界を守るため、<魔界>に立ち向かうつかさ。
「つかさ、君は何故こんなことを……」
「だって、PC1君を守りたかったから。あなたが大好きだったから。だから、わたしはここまでしたの。それ以外は、何の理由もないわ」
「じゃ、行ってくるね」
「待て、つかさっ……!」
後を追おうとする4人を魔法で動けなくするつかさ。
「ぬわっ!?」
「小泉さんっ……!」
そして、つかさと<魔界>との戦いが始まった。
最初は善戦するつかさの<パラレル・アークシャード>
しかし、<魔界>の力の前に力尽き、アバターとしての力をほとんど奪われる。
「あなたは、結局人間なのね……。<アバター>失格、だわね」
「貴様、つかさまで傷つけやがって! ……お前が<世界>だというのなら、お前を<革命>してやる!!」
「……!」
怒りに燃えるPC1は自らの<現実化>能力で、ミドルフェイズ7で読んでいたRPGの攻略本などに載っていた武器を次々と作り出し、<魔界>に立ち向かう。
PC1と奈津美、PC3と4、そして奈津美の助けで復活したつかさは、協力して立ち向かい、<魔界>を倒す。
崩壊する<魔界>のアバターの体から、他のアバターの力などが光になって、飛び散ってゆく。
○エンディングフェイズ
その数日後。
奈津美は任務を終え、学校を離れるはずだったが、新たに「飛び散ったつかさやその他のアバター群を探し出せ」という任務を与えられ、この地に残る事になる。
そしてPC1とつかさは、付き合い始めることになる。
二人のバカップル振りを描いて終了。
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