ネタバレ雑記:神野氏サイッテー★(一条ゆかり著『プライド』,「コーラス」2008年11月号、12月号掲載分)

 この雑記では、ベテラン・マンガ家、一条ゆかりさんの最新作『プライド』のネタバレを書いちゃうのだ。
 あらかじめ、お断りしておきます。
 いちおー、掲載誌の12月号が、書店店頭から消えるの待ちました。1月号では『プライド』は、お休み。

 雑誌まではおっかけてないで、単行本読みしてる人は、この雑記、読まない方がいいかもー。

----
 マンガ『プライド』(雑誌「コーラス」連載中)で、脇を固める主要キャラの1人、神野氏(神野 隆)ですけど。
 11月号掲載分のラストから、12月号掲載分の冒頭にかけて、ダメダメです。

 「神野氏、サイッテェ~~★」て感じ。
 けれど、これから、お話がどーなってくかは、よけー気になる。

 どんなお話かとゆーと。
 萌(緑川 萌)の妊娠を知ってしまった神野氏。イタリアに押しかけて、中絶を迫るの。「サイッテェ~~★」って思えるんですけど。
 一方で、最低プライド・レスの萌ママも「萌は中絶なんかしてないじゃないか!」って知っちゃうし。
 どーなるんでしょう。ドキドキ☆

 もうちょっと小ネタだと。神野氏の秘書の有森さんも、“何かある”的にいぶかしんでて。これも、展開に絡むのかしら?? とか。

----
 簡単なおさらいを、いちおーしとくと。
 『プライド』は、一見クール&ビューティー、実は、デンパの数歩手間っぽい史緒と、ダーティー&ハングリー、実は、自分の不幸を表現の糧にする情念の女、萌との、歌唱の世界を舞台にしたラブ&バトルの物語。

 神野氏は、大手クイーン・レコードの若き副社長で、社長御曹司。
 一方の主役、史緒(浅見 史緒)と婚約してて、結婚間近なのに。萌のお腹の子の父親は多分神野氏ってお話。
 ネタバレで良ければ、別の雑記で、もうちょっとだけ細かく書いてます。そっちは、2008年8月号掲載分のお話。

----
 イギリス出張に出た神野氏、ビジネスの後、接待かなんかのゴルフ断って、ウィーンに飛んで婚約者の史緒に顔見せ。
 小マメなのはいーんだけど。史緒から萌妊娠の話を聞いて、前、萌から聞いてた、これから堕胎するて話はウソだったのか、“産む気か!?”って焦る。
 で、空港から携帯かけて日本の秘書(有森さん)から、萌のミラノの住所を聞き出し直行。

 アタシが思うに、神野氏が萌と、おセックスして子をなした、このことだけなら、多分史緒は、いろいろ動揺葛藤しても、いい子ちゃん路線で受け入れようとするんだろーなー、って気がするのね。
 だけど、「堕してくれないか」「仕事と金は保証する」「無理を承知で頼んでるんだ」「堕胎できないのなら死産してくれ!」この辺の神野氏のセリフは、さすがの史緒も許し難いんじゃぁないかしら。
 史緒って、その辺、潔癖とゆーか、正義感強いもんね。

“情の深い女だと/知って/いたが”
“それでも/野心が勝つと/思ってた”
“あと少しで/拍手と賞賛が/手に入るのに/
全部捨てて/ひとりで外国で/母になる道を/なぜ選ぶ!?/
子供を/持つことは/あの舞台〔スカラ座〕より/魅力的なのか!?”

 タクシーで空港に向かいながら、神野氏が車内でアレコレ思ってるとこ。なんだか、とっても複雑な味がするとこで。
 一見、余裕かましてるようにも読めて、神野氏そんな場合じゃないでしょ、とも思えるし。
 神野氏にしてみると予想外すぎる展開に、ウロが来てるような気もすれば。
 あるいは、神野氏が、手駒ではなくて、他者として萌を意識しだしてるようにも読める。

 神野氏が萌に中絶を迫った言動も、そのときの言い方もサイッテー★ なんですけど。
 それはそれとして、大きな波乱を期待させるエピソード。
 だって、一条さんメロドラマの達人だから。

 これから萌ママが何やらかすか、とか。もー、萌周りは、ますます目が離せない『プライド』です☆

----
 ところで。
 アタシ的には、最近ちょっと史緒が普通っぽくて物足りない(笑)。
 いろいろドラマが盛り上がってるのは、わかるわよ。
 史緒、性根が太くなってきたのも、歌手として成長してるのもいーんだけど。なんか普通にイイ子みたいな気がして、ちょっと物足りない。

 7巻で、ユニットS.R.M.が、真冬の海でCM撮影する時。
 萌やランちゃん(蘭丸)が、肩出しドレスの上から毛布被って「さ…さ…さむい!!」とガタガタ震えてる横で。同じ格好の史緒ってば--

「ステキ/波打ち際に白いピアノ」

--とか瞳キラキラさせてて。(アタシにはキラキラに見える、P.58ね)

 史緒ってば、そーゆーヤツよね(笑)。

 アタシだって、史緒、立派なオペラ歌手になってほしー。
 けど、ベティがどこまで行っても性格悪いみたいに。史緒も、どこまで立派になってもデンパ手前で、理想を夢見る向上心のオンナではあってほしー(笑)。

 萌の方は、このとこ、めっきりダーティー&ハングリーの陰潜めてるけど。「情が深い」感じに転じてるので、これは、アタシわかるのね。
 史緒周りにも大波乱、期待したいなー。後、デンパ手前の浮世離れっぷりも(笑)。

 2009年の展開は、どうなることでしょうか……、とりあえず、萌周りの大波乱が楽しみです☆

この記事へのトラックバックURL:

http://drupal.cre.jp/trackback/2285
Drupal.cre.jp から 土, 2009-04-04 22:42 受信

 この雑記では、ベテラン・マンガ家、一条ゆかりさんの最新作『プライド』のネタバレを書いちゃうのだ。
 あらかじめ、お断りしておきます。
 いちおー、09年4月号が書店店頭から


この記事をブックマーク