ショートショート:「おとめのひみつver.2」

発表したとたんにここもの書きのログでかなりの盛り上がりを見せたおとめのひみつのバージョン2です。

例によって降りてきたものをそのまま書いてきたので、そんなに変わってない。

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 ショートショート:「おとめのひみつver.2」

「もぐもくもくもぐ……」
「ん、お前またご飯食べてるのかー。そんなに食べて太らないのか? それにこのあとダンジョンに突入するんだぞ? 体が動かなくなるぞ?」
「だいじょうぶ、太らないよー。あたしの体この通りやせてるし」
「まあ不思議と太ってないよなー。いつもトロールみたいにがつがつと飯喰っているお前にしては。……どうしてだ?」
「そっ、それはおとめのひみつよぉ」
「おとめのひみつ?」
「そっ、おとめのひ・み・つ」
「そう言われると知りたくなるなぁ……。教えて?」
「いやだなぁ……。なんか言われそうで……」
「何も言わないよ?」
「ほんとう?」
「うん、本当だってば」
「……ひみつにしてくれる?」
「ああ、絶対に秘密にするから」
「ほんとにほんと?」
「うん、本当に本当」
「……じゃあ(ぱらっ)」
「これ……、呪文表? ……グリース50、マジックミサイル一発ごとに100、ファイアーボール300(標準:カロリー追加で威力上昇)……。この呪文の後についている数字と「カロリー」ってなに?」
「んーとね、あたしの属してる魔道士の教派はね、魔法を魔力だけでなく、体力もしょうひして魔法をはつどうさせるの」
「ふむふむ」
「もともとは自然界に存在するマナのこかつを減らすために、体力を使おうってことになったといわれてるんだけど……」
「で、どうして乙女の秘密なんだ?」
「……、もう、それくらいでわかんないぃ?」
「ん? ……ははーん(にやにや」
「もうっ。……じろじろとからだ見ないで」
「もしかして、あれか、ダイエット?」
「……あたり。あたしの教派で魔法を使うと、その魔法ごとにカロリーをしょうひするから、魔法をれんぱつすると、ちょっとしたうんどうと同じくらい、カロリーをしょうひするの」
「ふうーん……」
「だからかなりダイエットこうかがあるから、女の子にこの教派は人気があるの。だからあたしもやせたくて、この教派にはいったの」
「だっから、いつも戦闘前にバカスカ食っていたんだー。はは、将来は魔道士から相撲取りに転職したくて、飯をたくさん食っているのかと思ったよー。ハハハハハー!」
「……ねぇ、知ってる? いちぶの呪文にはね、カロリーをついかしょうひすると、いりょくが上がるものがあるの。……。……。……」
「おい。どうした?」
「こんなふうにね!」
「ち、ちょっと待て!? なんでそこでファイアーボール!? しかもなんかでっかいですよ!?」
「あたしをばかにした、ふくしゅうだー!!」
「う、うわー!!(ちゅどーん!!)」
「……あーあ、おなかがまたへっちゃった。ご飯たべなきゃ(もぐもぐ)」

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