2009年、1月~3月の読書など
今年(2009年)も、最初のクォーター(1/4)が過ぎたけど。読書は、妙に偏ったノリになってる。読んでるアタシは面白がってるからいいんだけど。
時々サイクルがやってくる「過去10年くらいに読んだ本の再読フェイズ」に入ってて。今回は、何故か、思想書再読がメイン。関連してキリスト教、ユダヤ教関連の本を再読で読み散らしてる。偏ってるなー(笑)。
「何故か」とか言って、きっかけははっきりしてて、西研さんの『哲学的思考 フッサール現象学の核心』の再読。
関連して、主に竹田青嗣さん、柄谷行人さんの本を再読。加えて、今村仁司さん、見田宗介さん、川本隆史さん、山本哲士さんなどの本もつまみ読み。キリスト教、ユダヤ教関連も、今のところツマミ読み。
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大雑把に言って。
今年の第1四半期は、映像メインでマイ・ブームがラッシュ。読書は、なんか妙なノリになっちゃってるトレンド。
1月に映画版『プライド』を観て、しばらく熱中してたんだけど。マンガ版『プライド』にはいつも熱中してるようなもんだから。これは構わない(笑)。
予想外に、マイ・ブームで盛り上がっちゃってるのが、CSで観てるアニメ。なんか色々に次々ハマってる(笑)。
小説類の読書が、極端に減ってるけど、流れ的に、いかんともし難い感じ(苦笑)。
◎読書
思想書類:
まず、西研さんの『哲学的思考 フッサール現象学の核心』の再読をはじめて、補うつもりで竹田青嗣さんの『はじめての現象学』を読もうとしてる。
「してる」ってのは、これらの読書を中断して、遡る再読にハマちゃってるから(苦笑)。
西さんの『実存からの冒険』、『哲学の練習問題 自分と世界をつなぐ』、竹田さんの『意味とエロス』、『現代思想の冒険』、『現代批評の遠近法』、『世界という背理』あたりを再読中。
多くは、論集なので、話題に関連のある採録作を、あの本この本の間で読んだりしてるわけ。
柄谷さんの本は『批評とポスト・モダン』、『日本近代文学の起源』、『意味という病』あたりから。
「昔読んだ本の再読」には、独特の面白みがある。一言で言えば「こんなこと書いてあったんだ」って再発見の楽しみ。
学生の頃、読んだっぱなしの本を再読すると「昔は読めてなかったなー」って思うけど。さすがに最近は、そういうことは減ってきた。「今の読み方と昔の読み方は違ってきてるなー」と思うけれど。
柄谷行人にしろ、竹田青嗣にしろ、論としての説得力/疑問点の狭間に、読者であるアタシが感じる違和感の輪郭を掴むような読み方を心がけてて。時間はかかるけど、楽しい。
西研さんについては、アタシはまだ、(柄谷氏や竹田氏と比較して)“作者のガイスト”が掴めていないので、とりあえず論の運びを分解再構成しながら読んでる感じ。
読んでて思うことは色々ありすぎて、書き出したらきりがないけど、1つ書くと、竹田青嗣さんの本で「現象学の手法で記述される世界像は“現実”の陰画だ」的な説明を読んだとき、意味がスッと染み込んできた。これは、昔読んだ時は、何気なく、読み流してたんだなー、と思う。
キリスト教関係、ユダヤ教関係は、古代末の正統形成期に興味を抱きながら色々読んでる。
小説類:
やはり、昔読んだ本の再読がメイン。
石田衣良、小野不由美さん、村上春樹さんなどを読んだり、読んでたり。
石田さんで最近読んだのは、『娼年』、『LAST』。小野さんは、『魔性の子』。村上さんは、『ノルウェイの森』。
『ノルウェイの森』を再読しだしてしばらくして、昔、「この作品が文学かエンターティメント(大衆小説)か」とか悶着があったことを思い出した。やっぱり、そんなことはどーでもいい、と思う。読み応えがある小説、とりあえず、それでいいじゃぁないの。そっから先はいろいろあるにしても。
マンガ類:
マンガは、基本マイ・ルーチンベースで読んでます。
一条ゆかりさんの『プライド』、浦沢直樹さんの『PLUTO』、立原あゆみさんの『仁義s』、富樫義博さんの『HUNTER×HUNTER』、ひぐちアサさんの『おおきく振りかぶって!』。
イレギュラーは、梶原一騎さん(原作)、ちばてつやさん(マンガ)の『あしたのジョー』。CSでアニメ版を観てたらハマって、原作も読み直してしまった(笑)。
◎アニメなど
予想外に、マイ・ブームで盛り上がっちゃってるのが、CSで観てるアニメ。
『地獄少女 三鼎』、『キャシャーンSins』、『BLUE DRAGON』(無印)、『あしたのジョー2』、『NANA』。
我ながら、変な取り合わせ、って思うけど。それぞれ、面白いんだからしょーがない(笑)。
特に凄いのは『キャシャーンSins』、『BLUE DRAGON』、『あしたのジョー2』。
「三鼎」、『NANA』も、予想外に面白くって、ビックリしながら観てる。
『地獄少女 三鼎』が、いかにおもしろい物語であるかは、レヴュー文「地獄少女=閻魔あいの完全復活!(アニメ『地獄少女 三鼎』第23話~26話)」で紹介してみた。ただ、左記の文章は、肝心のハイライト・シーンを筆者自ら禁じ手にした“寸止め攻撃”風の紹介文だけど。
『NANA』(アニメ版)は、大崎ナナの内面的偏りみたいのを伺わせる描写が顕著になってから、面白みが1段深くなって、いい。マンガ版原作にはまだあたってない。
『BLUE DRAGON』は、終盤の「闇の再封印」話が、出色。「エヴァンゲリオン」以降、「正義の心」みたいなものが持ってしまうイデオロギー性は意識されるようになって。それはいいことなんだけど。
にもかかわらず「いいこと」を目指す主人公を描くドラマは難易度高くなってると思う。
つまり、共同体的な「みんなの味方」なだけでなく、単なる仲間感覚とは別軸で「いいこと」を目指す主人公を描くことの難易度ってことだけど。
アタシの観てる範囲では、例えば『交響詩篇エウレカセブン』、『ガイキング』(平成版)、そして『BLUE DRAGON』これらの作品は、それぞれのやり方でハードルをクリアしてる。(他にも『HUNTER×HUNTER』とか『MONSTER』とかのいろいろもあるんだけど)
そして、闇を再封印した後、後日譚(エピローグ)で描かれる主人公、シュウは出色♪
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