『地獄少女 三鼎』を観直してみる
BIGLOBEストリームで、週代わりの『地獄少女 三鼎』無料配信が1周りした。
つまり、これまで、地上波での放映よりは少し後、CSでの放映よりはやや前に無料配信されてた「三鼎」の単話無料配信サービスが、先週分で最終話(26話)まで終わったわけ。
今週はどーなるかなー、と、思ってたら、第1話「奪われた少女」をやってる。やっぱ1週間無料配信してるくれるっぽい?
ちょっとよくわかりませんけど。
このまま、もう1周り、「三鼎」の単話を無料配信してくれると、ありがたいなー。
どーなるでしょー??
【後からの補足】
結局、その後、「三鼎」単話の週代わり無料配信2周りめはありませんでした。
まー、世の中そんな甘くは無いってことで。仕方ないですねー。
早速、「奪われた少女」を観返してみました。
やっぱりね、つかみどころが、よくわからない回(困)。
2009年4月現在特別配信されてる、最終話の「スタッフ反省会(8分14秒)」の途中(5分少し過ぎ頃)で、監督のわたなべひろしさんが「終盤で、やっと『地獄少女』のクオリティに届けた」的なことを言ってられる。
アタシの聞きとりだとこう。
プロデューサー阿部氏「そしてわたなべさんは(聞きとり困難)」
わたなべ監督「なんか、自分の原案の作品……なのに、なんか、すごくこう、この辺(上の方)にいつも作品があって。
なんか、こう届かないっていうか、いつもそんな気持ちがいつもしてて。
最終回でやっとなんか、そこの中に入って行けたかな、って言うか。
これを観て、やっと作ったなぁって感じがしてきました。
やっと、仲間に加われたって言うか」
阿部氏「えぇー(笑)。1からずっといるじゃないですか」
わたなべ監督「すごい、やりがいのある作品でしたね」
この発言の様子、観てると、わたなべさん、決して意を言葉に尽くせてないだろう、と想像され、もどかし気な様子すら感じられる。
けれど、多分、ご本人にとって核心的な確信を、本心から言葉にしようとされたんだろう、と思えます。
わたなべさんは、クレジットによれば、地獄少女プロジェクトで原案を担当されたわけで。
要するに、「三鼎」製作までは、作品化以前のコンセプト発案者ってお立場だった。
で、最初のシリーズ、第2シリーズ(「地獄少女 二籠」)は、大森貴弘監督、金巻兼一さん、シリーズ構成の陣容で、コンセプトが作品化された。
この作品化を通して、はじめのコンセプトの時には潜在してただろう、いろんな可能性が開花したことと想像されます。
「自分の原案の作品……なのに、/この辺(上の方)にいつも作品があって。/ なんか、こう届かないっていうか、いつもそんな気持ちがいつもしてて」ってのは、そーゆーことだったのだろう、とアタシは思います。
(ちなみに、「三鼎」でも、シリーズ構成は金巻兼一さんの続投)
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乱暴に言ってみれば、最初のシリーズの基調トーンは、「都市伝説風“怖い話”*創作因縁物語」、「二籠」の基調トーンは「心理サスペンス*現在風因縁スリラー」。
誤解を恐れず言うと、第1話「奪われた少女」を観直して、次の回も観る気になった理由が、自分でもよくわかりません(苦笑)。
いや、実はわかってて、第1話では、--
輪入道「呼んでるって誰が」「おい、まさか」
骨女「なんでなんだい」「お嬢」
輪入道「お嬢は、なぜ、けぇってきたんだぁ」
一目連「さぁねぇ」
--この辺は、ちゃんと<謎>になってる(<謎>が印象づけられる)。
「なぜ、何のために、あいは、現世に戻ってきたのか?」の謎ですね。
まぁ、1度観た再見視聴者としては、この先、なかなか<謎>が深まってくれないで、もどかしいことも知っちゃってるんだけど。第1話では、<謎>はちゃんと印象づけられてる。
ここはいい。
後、やっぱり美麗な幻想シーンは、いいですね♪
例えば、現世に蒼い蝶の姿(霊魂)で戻ってきたあいが、鏡の内にだけセーラー服姿で映るとことか、あいの霊魂が御影ゆずきに憑依するシーンとか、後、あい1時再生出陣のシーンも♪
ただ、これら幻想シーンだけが魅力の作品だったとしたら、あまりにマニアック。大体、“あいの1時再生出陣”シーンとかバンクになるだろうこと、はじめから想定内の作りだし。
特筆は、あい視点で契約の場面をはじめて視て、「なんなの」といぶかしむゆずきに、鏡の中から「みたとおりよ」とあいが語りかけるシーン。ここのサスペンス感はいい。
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一方、物語内の“現実”の描写。
なんてゆーか、主要な背景(賽河原市、賽河原四中)が、いかにも、今はもう、どこにもない(だろう)場所、と思えて。例えば、この点とか、やっぱり、つかみどころがない。
ただ、第1話のOP画像は、割とよかったわ。これいつまでかかってったっけっかな?
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などなど、いろいろ気になるので、何度か再見して観ることにします。
(ちなみに、とても細かいことだけど「賽河原第四中学校」の校名は、「奪われた少女」のタイトル直後、校門の外からのカメラが校舎に寄せてくカット内で、校門に据えられたプレート上に描き込まれていた)
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