耳掻き小説(まだ途中)

ちとリクエストがあったので、耳掻き小説を、まだ途中までしか出来上がっていないけどアップします。
それでは、どうぞー。

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 耳かき小説(仮・まだ途中)

「ねぇ、ミルフィーヌ。ちょっと頼みごとがあるんだけど」
「美由紀と呼んでください。綾音様」
 
(あらすじ)

 異世界からやってきて、勇者の悠人やその仲間の姫勇者たちと一緒に、地球に暮らしているお姫様、綾音(本名プリシア)は、ある日耳に垢が溜まっているのを感じ、お付きの美由紀に何とかしてもらおうと思い立つ。
 呼び出された美由紀は、綾音や美由紀の友達とあれこれ連絡した結果、ある一人のメイドを連れてくる。
 なんでも彼女、耳掻きの名人で、耳掻きで人を気持ちよくさせる才能を持っているらしい。
 といったところで、耳掻きをすることになったのだが。
 実は綾音、耳の中が敏感(エロい意味で)なのだ。
 内心不安になる綾音だったが、美由紀に励まされ(?)、いよいよ耳かきをすることに……。

 ミルフィーヌの膝枕に、私の頭を乗せる。

 メイドが近づいてきた。いよいよ耳かきになる。
 メイドはスッと床に腰を下ろし、手元の小さなライトの底のボタンを押し、明かりをつけた。
「姫様、失礼いたします……」
 メイドはおもむろに私の耳を指で触り、ライトで照らしながら、耳の奥をのぞき込んだ。
 鼻息がこそばゆい。
 ライトをすぐそばで当てているらしく、耳たぶが熱いような気がした。

 メイドは耳かきを持つと、何事かつぶやいた。
 呪文の詠唱でわかる。物質変成の呪文だ。
 そして、呪文を唱え終えると同時に、耳掻きは、赤茶けた柄の棒へと姿を変えた。
 それは、ゆるやかな弧を描いた先端のさじが、針のような細さになっていた。
 これを……、耳の中に入れるの?
 そう思う間もなく、私の耳にそっと手を添えると、メイドの耳かきが入ってきた。
 ガゾリ……、というこもった音が聞こえた。 
 メイドが手を動かす。
 ゾリゾリ、と何かが削れるような音。
 どうなっているのだろうか。
 今まで感じたことのない音。
 渇いた荒地を靴で削るような音。
 自分の耳の中で鳴っている音の筈なのに、壁越しから聞くような錯覚を起こす様な音……。
 そんな音が、耳の中で反響している。
 メイドの、耳かきとも思えない針のような棒は、耳の中の垢を素早く突き削っているらしい。

 その音はしばらく続いたが、ある時、音の重さが変わった。
 急に、現実的なはっきりした音に変わったのだ。
 ……ボリッ!!
「あっ!」
 体に電流が走った。
 かゆい!
 ……いや、これは一体何だろう。
 かゆい?
 ……いや、かゆいんじゃない。
 体のある部分が、もどかしくも心地よくて、たまらない……。
 今までこんな感覚はあっただろうかと思い返し、近い感覚が一つ、思い当たる。。
 悠人様と、交わっている時の感覚。
 あの感覚だ。
 なんとも言えない快感に、たまらず体のあちこちを、くねってしまう……。
「いい具合です」
 急に、すぐ耳のそばで声がした。
 目をグリッと動かして上を見る。
 メイドは嬉しそうに口の端を上げながら、また物質変成の呪文を唱え始めた。
 そして次に、こげ茶色の木製の耳かきへと形を変える。
 見ると柄の部分は微妙にくねっていて、まるで女性の身体のラインのような美しい弧を描いている。
 メイドは、その耳かきを軽く何かが染みた布でこすり、私の耳にサッと差し入れた。
 サグッ、と鋭い音が一つしたそのあとで、軽快なサクサクという音が、耳の中で反響している。
「あっ……」
 気持ちいい……。
 サクサクという音がするそのたびに、軽い刺激が、全身を撫でている感覚に襲われる。
 わたしの股間を、男の一物が突いているよう……。
 胸の二つの乳頭が、硬くなり、盛り上がるのが感じられる。
 最後の刺激が終わると、鳥の翼が持ち上がるような音がして、メイドは耳かきを取り出した。
 そして、その先に着いたさじを見せてくれた。、
「は……?」
 そこには、山があった。
 さじの上に、こんもりと盛り上がった白銀の山。
 耳垢の、山。
「え。え……これ……」
 驚きで、言葉が一瞬出なかった。
 これが、私の……、耳垢……。
 山の見た目は、シルクや綿でできた雪山のよう。
 メイドは、ティッシュの上にさじをひっくり返し、耳垢をぱらぱらと落とすと、さらにまた耳へと差し入れた。
 軽快なサクッ、という音がまた繰り返される。
 そして、また快楽が私の体を襲う。
 私は体を、メイドの迷惑にならない程度によじる。
 そしてその音が止まり、取り出されたさじの上の耳垢は、また山盛り。
 それが、何回ぐらい繰り返されただろうか。
 耳垢の色は、最初の方の白色から、黄身がかった色へ。
 質感は、軽い薄い質感から、重い濃密な質感へと。
 そして私の体を駆け巡る快感も、だんだん深く重く、濃密な快楽へと移り変わっていった。
 しばらく耳を掻いてもらっていると、突然、コリッ、っという硬い音に変わった。
「あっ」
 カリカリ、コリッ、コリカリという震える音の連続。
 耳の壁で、細かい振動が這うように伝わってくる。
「ああ……」
 耳の中にある快楽を、ほじくって全身に行き届かせている……。
 少し、痛気持ちいいくらい。
 けど、その感触が、ちょうどいい。
「あぁ……」
 耳かきのさじで、耳垢がこびりついた硬い壁を削る音と共に、手や足の指の先端まで、しびれるような快感が伝わる。
 もうその快感たるや……。
 ああ、イキそう……。
 息も絶え絶えになった私を横目に、メイドはスッとさじを取り出し、私に見せた。
 先ほどの綺麗な白銀のような耳垢の山とは異なった、金色に近いポロポロの耳垢が、さじの上に溜まっていた。
 黄金が、私の耳にあったのね……。
 メイドはそれから私の耳へ器用に手首を返し、耳かきをまた入れる。
 コリコリコリカリッと、小気味いい音をさせつつ、ほじくっていく。
 そのほじくりに、膣がぎゅうっとしぼむ。液体が奥からにじみ、濡れる。
 体が、軽く宙に浮き、ブリッジを描く。
 気持ちよさすぎて、自然に口が開き、嬌声がわずかに漏れる。
 よだれが口からわずかにこぼれているのさえ、わかる。
 この快感の中で、もう恥じらいや理性は、全く意味がなかった。
 どれぐらい経っただろうか。
 壁紙をはがすような、べりべりという音。
 その瞬間。
「ああ……」
 私の口から嬌声が自然と流れ、全身を快感がびりびりと走る。
 膣が引き締まり、その間から液体がだばっと漏れ、股間が濡れた。
 体が、床と膝の上に落ちる。
 息も絶え絶えに、上を見ると、何かが出てきた。
 薄い半透明の膜が、耳穴の形に輪を作り、輝いていた。
 まるで、結婚指輪みたい……。

「どうしたんですか、綾音様?」
「いえ、なんでも……」

 メイドは、今度は耳かきを、ふわふわの毛の付いた棒に変化させ、仕上げに入った。
 細い糸で、耳の先端まで入るように形を整えられている。
 毛はわき立つような白。
 メイドが、耳を毛玉で触れ、掃いてくれる。
 草原を風が渡るような音が耳元で聞こえる。
「あぁ……」
 頭の中が、気持ちいい……。
 やわらかい風の中にいるよう……。
 耳を掃いてくれる音が、心地よく、官能的ね……。

 その後でメイドは、もう片方の耳も同じやり方で、丁寧に掻いてくれた。
 そのたびに刺激が全身を襲い、しまいに私の体はブリッジをわずかに描き、逝った。
 そして最後にメイドは、塵のような細かい耳垢も毛玉でさっぱりと掃いてくれた。
 こうして、私の耳かきは終わった。

 わたしが恍惚とした顔でいると、美由紀がにやっとして訊いてきた。
「綾音様、もしかして、耳かきでイカされたとか?」
「そっ、そんなことないですっ!!」
 鏡は見てなかったが、わたしの顔は、確かに赤かっただろう。
 ああ、下着を替えないと……。

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