『仮面ライダーディケイド』印象記:頑張れ川原和久さん、足掻けアポロガイスト♪(第27話「Black×Black RX」)

 平成ライダー10周年記念番組『仮面ライダーディケイド』の第27話「Black×Black RX」を観た。
 いいとこは、結構ある。
 ありすぎて、駆け足になってしまってるのが、とても残念。

 もちろん、番組が終わってみれば、振り返って、「あそこはあれでよかった」的に再評価できるのかもしれない。それは、最後まで観終えてから考え直すとして。
 ともかく、内容面は、ギューギューのすし詰めだった。にもかかわらず、アクション・シーンは盛りだくさんなので、印象としては、どうしても駆け足に感じちゃった。

 そんな内で、大ショッカーの使者、アポロガイストの人間の姿、白スーツの男(ガイ)を演じる、川原和久さんがいい♪

 演技がいいって話です。
 アポロガイストの方は、いいとこなし(笑)。
 出てきて、誇大妄想な大言壮語をして、やられながら撤退。悪の組織の情けない中間管理職の役どころ。
 それもすごく圧縮された表現になってる。

 これを、(組織の幹部って)そーゆーもんだから、的な、お約束事的なものに収めないのは、役者さんの身体表現。頑張れ、川原和久さん♪

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 例えば、ライダーBlackの世界を散策してたガイ(白スーツのアポロガイスト人間体)が、ふと、植え込みの花を手に取り、生命力を吸う能力で枯らして、何とも一言では表現し難い表情を見せてから、しおれた花をポイ捨てするシーン。
 ここ、「鼻でせせら笑ってポイ捨て」でもないし「にんまり笑って」とかでもないのよ。それは観ればわかるはず。

 アタシには、「しおれた花の姿を疎ましく感じてる」みたいな表情に視えたし、「嫌悪感」のようなものも感じられる表情にも思えた。
 あなたには、どう視えるだろうか?

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 もちろん、アポロガイスト以外にもいとこはあった、第27話ですが。
 わかりづらい。
 駆け足ペースに、つつーと流されると、あれこれ観落としてしまいそうです。
 例えば、仮面ライダーディエンドこと海東大樹戸谷公人さん)と、仮面ライダーディケイドこと門矢士井上正大さん)の絡みとかね。

 『仮面ライダーBlack』の世界と『仮面ライダーBlack RX』の世界を、前後編で行き来するってのは、やっぱりちょっと無理があったのではないでしょうか??

 一視聴者のワガママとしては、前後編ではなく3回くらい使ってほしかったところです。

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 8月いっぱいで終了予定らしい『仮面ライダーディケイド』、どうなることでしょう?

 アタシも『仮面ライダーBlack』は好きですから、第27話のラストにチラ出したシャドームーンとかが、とても気になります。
 「シャドームーンのオチは映画で」、だったら嫌だなー。
 前もさ、王蛇(『仮面ライダー龍騎』登場ライダーの1人)がチョイ出して、結局うやむやになっちゃったことあったじゃーん。

 鳴滝さんによれば、大ショッカーが動き出したのも「ディケイドのせい」だそうなんですけど。
 相変わらず、わけわかんないですよ、鳴滝さん。
 ほんと、ディケイドってば、どーなってくのかしら??

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 アポロガイストは、と言えば、第27話では、ライダーBlackBlack RXとのダブルキックを受けて「おのれ、覚えておれ」と、異世界に撤退。
 第28話の予告編を観ると、次の世界でも、健在でお出ましな様子。
(この予告編は、テレビ朝日仮面ライダーディケイドのオフィシャル・サイトで、トップ・ページで[TRAILER]のボタンを押すとみれます。次の日曜日までね)

 「人類の未来は、大ショッカーと共にある」だって。
 あがけ、アポロガイスト♪
 出てきちゃー、意味不明なほのめかしを嫌がらせみたいに言ってるだけの鳴滝さんなんか、くっちゃってちょうだい(笑)。頑張れ、川原和久さん♪

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アポロガイストの悲しみ

 インプレッションですからね。いろいろありますが、まとめられそうなアポロガイストの花摘みの話に絞りましょうか。
 あのシーンは特に印象的でしたね。
 確か仮面ライダーBLACKの世界に、そのときはいたわけですが、大ショッカーの大幹部として、というよりも、一人のどこにでもいる人物として描かれていたわけです。
 そしてふと目にした、花を摘み、その花が瞬く間に枯れていくわけですが、そのときに「アポロガイストの悲しみ」に触れたような気がしたのですよね。
 おそらく彼が花に手をとったのは、その美しさに惹かれたからでしょう。しかし、それは彼の手の中で愛でることもできずにしおれていく。そこに、彼が今の地位を得るために捨ててしまったもの、を自分は見たわけです。
 アポロガイストとしては自分の選んだ道に後悔はないでしょう。しかしそのために改造人間として今の身体を得て、自分の感情を揺さぶるもの、大切なものに触れることを捨ててしまったわけで、自分で選んだこととはいえ、やはりそれを目のあたりにした時、アポロガイスト自身、半ば後悔にも似た感情が生じたんじゃないかと。
 大幹部クラスは「悪の権化」として悪辣な部分の面を強調して描かれることが割と多いと思うのですが、このシーンでは感情を持つキャラクターとして、複雑な心情の苦味と、そして間接的ではありますが改造人間(アポロガイスト)の孤独が出てたんじゃないかと思いますね。まあ、自分はそんなシーンをあまり見ていないこともあって、それゆえ印象深いと言うこともあるかもしれませんが。
 なかなか、まとめ切れていませんが、とりあえずはこのシーンのインプレッションのまとめとして。

アポロガイストのお忍び(?)

>mihiroさん
 コメントありがとうございます。

≫確か仮面ライダーBLACKの世界に、そのときはいたわけですが、大ショッカーの大幹部として、というよりも、一人のどこにでもいる人物として描かれていたわけです。

 うん。
 そうですよね。
 お忍び、でもないでしょうけど。まだ支配してない世界を、普通人の姿で視察してるような感じで。

≫そしてふと目にした、花を摘み、その花が瞬く間に枯れていくわけですが、そのときに「アポロガイストの悲しみ」に触れたような気がしたのですよね。

 なるほど。わかります、その感じ方。
 アタシの方で、親記事に書いてみたのは、『仮面ライダー555』の北崎ドラゴンオルフェノク)とか、『キャシャーンSins』のルナのような感じ、なのですが。

 それはそれとして、mihiroさんが書いてくだすった感じ方もわかるつもりです。

≫なかなか、まとめ切れていませんが、とりあえずはこのシーンのインプレッションのまとめとして。

 そうですね。
 まだ、エンド・マークのついてない作品って、コメントしづらいものはありますよね。
 ただ、連載マンガの単行本化されてない部分を読んで、「あーもあろー、こーもあろー」的にあれこれ思いをめぐらせる楽しみもあるじゃぁないですか♪

 何か、思われるところがありましたら、また、よろしくお願いいたします。


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