『おまもりひまり 1』的良みらん

■本日の読書:『おまもりひまり 1』的良みらん

「漫画とは女の子のパンツを描けば人気が出るというものではない」

 これは大いなる真実である。
 が、一方で女の子のパンツがあってうれしいという漫画もある。

 それは、作者の持つパンツに対する思い入れの違いではないかと思う。

 絵が稚拙であったとしても、作者自身が描きたい、見せたいというパンツには、そうでないパンツにはない魅力があるのである。

 あるったらあるのでアル。

 本当かどうか疑問の向きがあれば、この『おまもりひまり』という本を手にとって読んでみるといい。私の言いたいことが、わかる人にだけはひょっとしたらわかることもあるだろう。

 ……めいびー。

 この『おまもりひまり』は構成要素はオーソドックスな物語である。
 退魔師の末裔として生まれた少年が16才になった時に、その護り人としてひとりの少女がやってくる。猫のあやかしで猫耳を持つ緋鞠(ひまり)だ。
 そして同時に、彼の周囲では退魔の一族に恨みを持つあやかし達がうごめくようになる。
 緋鞠とのドタバタ同居生活に、さらに別のあやかしまで加わって――というのが1巻での展開。

 退魔師の血筋。覚醒せぬ力。あやかしの護り姫。
 さらに死別した両親の変わりに世話を焼く近所の幼なじみ。

 話の要素は実に定番である。手堅く面白く、またエロい。
 的良みらんさん自身、こうした伝奇風の作品はいくつも描かれている。ノリ的に近い感じがするのは『希望恋月』(※18禁)に収録の『鬼と彼女と閉ざされた世界』だろうか。

 パンツだけでなく乳も尻もけしからん、みらん風の王道漫画。
 ぬるーく、ゆるーく、続きを楽しみにしよう。

Cover image

この記事へのトラックバックURL:

http://drupal.cre.jp/trackback/281


この記事をブックマーク

人気コンテンツ