印象記:『仮面ライダーW FOREVER AtoZ/運命のガイアメモリ』:不死身の戦士エターナル 対 風都のライダーの対決が面白い☆
『仮面ライダーW FOREVER AtoZ/運命のガイアメモリ』を、上映初日に観てきました。
変身ヒーローものの、アクションドラマ、劇場版。
面白いです☆
TVシリーズ『仮面ライダーW』のファンの人には、もちろんお勧め。
TV番組を観てない人でも、変身ヒーローものアクションドラマが好きな人にはお勧めします♪
TVシリーズを観てない人でも、入り易い導入だし。
併映の『天装戦隊ゴセイジャー エピックON THEムービー』が、だいたい30分くらい。Wの「AtoZ/運命のガイアメモリ」が概ね1時間強くらいの上映です。
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改良型のガイアメモリ、T2。
人間を、変身怪人ドーパントに変えてしまう謎のアイテム、ガイアメモリの改良型だ。
地方都市(架空都市)風都を舞台に、メモリを密売している組織ミュージアムの、フィールドテストのラインとは別ラインで開発されたらしい次世代型が、T2ガイアメモリだった。
今はミュージアム組織に敵対している謎の女シュラウドの初期研究をベースに、別ラインで開発されたらしい次世代型メモリ。そのA~Z、26個が、風都から搬出されようとした日、ミュージアムに資金援助をしているX財団のヘリを、大胆不敵にも襲撃する一団。
これが、傭兵集団NEVERの5人であることは、TVで流れてる予告スポットでも、描かれてる。
NEVERのリーダー、大道克己(演者=松岡充さん)は、襲撃したヘリの中で、お目当てのT2メモリ「E(エターナル)」を奪取。
メモリをロストドライバーに挿し、変身して、墜落するヘリから脱出した大道に、自分たちの分のメモリはどうするんだ、と言う部下も出るけど。大道が変身した仮面ライダーエターナルは、「ゲームの始まりだ」と、NEVER隊員たちに告げる。
風都に散らばったT2ガイアメモリから、NEVERの各員が自分の体質に合った物を探し出す。しかし、それはNEVERが、風都を舞台に仕掛けるゲームの序盤に過ぎなかった。
と、ここでキャストロール画面、だったと思うのだわ、確か(……記憶で書いてます)。
キャストロールで流れるのは、WのTV主題歌(W-B-X~W Boiled Extreme~)♪
旧型メモリと違い、利用者が生体コネクタを刻印する必要がなく、体質が適合する相手とは呼び合うように融合するT2メモリ。
風都のあちこちで、ドーパントが同時多発的に暴れだす。その混乱に乗じて、自分たちの「運命のメモリ」を探し当てていくNEVERの隊員たち。
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仮面ライダーエターナルは、カッコイイです☆
実は、劇場予告や、TVスポットだけ観てた間は、エターナルにちょびっと不安も覚えてたアタシですけど。
映画冒頭で、ささいな不安、吹っ飛びました♪
えーっと、エターナル、アタシも、特にカッコワルイとかも思ってたわけでもなかったんですけど。
「最凶のライダー」とまで呼ばれるほどかしら?? 的な懸念は、感じちゃってました。
し・か・し、キャストロール画面で、高いビルの上から、風都のビル街を眺めるエターナルの後ろ姿はカッコイイ♪
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「AtoZ/運命のガイアメモリ」のいいとこはですね。
ともかく手間がかかってるはずのアクション・シーンが、盛りだくさん☆ アタシが思うには、まず、ここがいい♪
例えば、仮面ライダージョーカーと、T2ヒート(仮称)が、川の中で格闘するカット、TVスポットでも入ってる版ありますよね(オフィシャルサイトから観れます♪)。
あのシーン、ちょっと先で、ジョーカーのキックがT2ヒート(ヒート・ドーパント)に炸裂。ヒートが後ろ向きで吹っ飛んでくんですけど。
吹っ飛びながら、両の足先の周りに波が走る。ザザザザーって感じで。
吹っ飛ばされる方の脚が水を切るのが、カッコイイ♪
マンガやアニメなら、むしろありふれた表現ですけど。そこをCG合成とかでなくて、実写でやる(多分やってる)とこがいいんです♪
多分、ワイヤーで吊って後ろ向きに高速で引いたんじゃぁないかな(??)。観ただけだと、ちょっと見極めに自信ないけど……。
ともかく、その手の、手間のかかった(かかってるはずの)画面が、随所にあって。堪能できます☆
それに「手間がかかってる」って言うのは、この映画の場合、アクションの殺陣や、仕込み、撮影だけでなくて、演出--つまり、ドラマの一環としても、自然に観れるように、気も配られてるんですね。
そこが、いい♪
T2ヒートは、仮面ライダーWへの変身が不能になった主人公の片割れ、左翔太郎をわざわざあざ笑おうとして出かけてきて、翔太郎が単独変身する仮面ライダージョーカーとの戦闘になる。
こーゆー感じで、アクションが敵味方の動機や、ハプニング的な出来事と分かちがたくなってて、お話がすーっとテンポ良く流れていくのが気持ちいい♪
序盤から、T2ガイアメモリで、NEVER隊員が変身する怪人と、ライダーたちの戦闘はみんな観応えあります。
Wやアクセルが、得意のフォームチェンジで、それぞれ特性の異なる怪人たち相手に、戦闘スタイルを次々変えて戦ってく様子も、仮面ライダーWらしくて、テンポがいいし♪
そして、変身不能にされちゃう風都のライダー!! どうするっ!? て、展開もいい☆
(さっき書いた、ジョーカー対T2ヒートの格闘は、変身不能になった後で、もう中盤のアクションですけどね♪)
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パンフレットにある坂本浩一監督の談話に、「挑もうと思ったテーマが、肉弾戦とバイクアクションです」とあるのですが。
この狙いは、すごくうまく実現されてたと思います。
バイクアクションでも、例えば、仮面ライダーWに変身する片割れの左翔太郎(演者=桐山漣さん)が、スーパーバイク(ハードボイルダー)から飛び降り、横滑りにすべってくマシンが敵をなぎ倒して(!!)いって、翔太郎たちの活路を開くみたいな、すっごい危ないアクションが印象に残ってます。
もちろん、このシーンの撮影、画面で観るよりも危険ではないんでしょうけど。その分、スタントの人たちもスタッフの人たちも何度もリハーサルしたはずで、迫力満点☆
観てきたばっかなのに、もう色んな場面の記憶がゴッチャになってきてる(笑)のですけど。
えーっと、確か、横滑りのハードボイルダーが敵をなぎ倒してくようなシーンは、翔太郎と、照井竜(演者=木ノ本嶺浩さん)が、NEVERが占拠する風都タワーに突っ込んでく場面だったような気がします。
この時は、エターナルの特殊能力で、照井は仮面ライダーアクセルに変身できなくなってる。そういう場面だと思いました。
アタシの記憶が正しければ、翔太郎が、乱暴な真似するのも、わかるわかる的な物語の流れで、なるほど感があるシーンだったと思います。
もし、どのシーンだったのかのアタシの記憶が違っちゃってたとしても、映画観た時に感じた「なるほど感」は覚えてる。
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変身ヒーローと変身怪人の肉弾戦とバイクアクションが、次々展開する「AtoZ/運命のガイアメモリ」。
肉弾戦闘と、バイクアクションを通して表現されてるのは、仮面ライダーとNEVERの戦い。
これも映画のいいとこです。
「ヒーローが敵役と戦うのは、当たり前じゃんか」と思う人もいるかもですけど。
ここで言いたのは、ちょっと違う面でのお話なんです。
まだ劇場公開中の映画、ネタバレさせる気はないんですけど。
NEVERって、ただの傭兵集団やテロリストではないんですね。
オフィシャルサイトから観れる、[特報](短い方)でも、ライダーWの片割れ、フィリップ(演者=菅田将暉さん)も言ってます。
「奴らは、ただの傭兵やテロリストではない。不死身の戦士さ」って。
じゃぁNEVERの正体は何なのか、って辺りは、物語の展開と共に、明かされていく♪
まずNEVERの正体がわかって。それから、連中が何を狙って風都を襲撃するかわかるのは、もうクライマックスの序盤あたり。
わかると、確かに仮面ライダーエターナルって、ヒーローライダーを鏡に映したような、アンチサイドの仮面ライダーなんだと思えることでしょう。悪役ではあるんですけどね、ただ悪いことしたくてする(例えば支配欲の延長で世界征服とかね)ようなタイプでもない。
それだけに、風都の仮面ライダーたちは、何としても倒さないとならない。そんなドラマで、そこがいい♪
このNEVERの正体や、大道の思惑がわかるあたりで、ドラマの色んな場面がわぁーっと想起されて、目の前で繰り広げられてる画面に被さって「ああ、そうだったのね!!」と、思えるはず。
アタシは、T2ヒート(ヒート・ドーパント)に変身する、NEVERの女隊員、羽原レイカ(演者=八代みなせさん)と翔太郎のなれそめ(笑)とか、いきさつとか思い出しましたね♪
羽原レイカ、翔太郎と会うなり相性悪かったんですけど。無理もないわね、って感じで。
ほかにも色んなシーンを、わーっと思い出したんですけど。ネタバレさせないで細かく書くことはできないや(笑)。
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つまり、「変身ヒーローと変身怪人の肉弾とバイクアクション」を通して、「架空都市風都の仮面ライダーと、永遠の仮面ライダーになろうとする不死身の戦士の戦い」が描かれる、そんな作品が「AtoZ/運命のガイアメモリ」。
「いよぉ、兄弟」。初対面のフィリップに呼びかける大道の真意は!?
果たして「不死身の戦士」たちの正体は、何??
「終わりだ、過去の仮面ライダー」と、うそぶくエターナル。
仮面ライダーとは、風都の人たちの希望、みたいに言う翔太郎に、ならば俺がその希望を塗り替えると言わんばかりのエターナル。その企みは!?
「地獄を楽しみな」。占拠した風都タワーから、全市民に通告する大道たち。翔太郎は、変身不能なままの照井竜と共に、フィリップが拉致されている風都タワーへ向かう!!
--この辺は、みんな物語の観どころ(他にもあるけど)。何がどうなるかは、映画を観てのお楽しみ♪
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とゆーわけで、「AtoZ/運命のガイアメモリ」は、TV番組の『仮面ライダーW』を観てない方でも、変身ヒーローもののアクションドラマが好きな方なら堪能できる映画になってます。
それは、TVシリーズ観てる人の方が楽に浸れるだろうとは思いますけれど。
でも、映画の物語の骨組みみたいなとこは、頭から順番に楽しんでいけば、自然に呑みこめるでしょう。きっと。
TVシリーズと関連付けて観ることももちろんできる作品ですけど。その手前で、一本の映画として、中身までちゃんとまとまってる映画ですので。
そうですね、TV番組の方を観ていない方でも、最低限、次のあたりを仕込んでおけば、もう、予備知識としては、充分ではないでしょうか(?)。
●舞台は、架空の地方都市(風都)。
●仮面ライダーWは、左翔太郎とフィリップが、2人で1人のヒーローに変身する。
●シュラウドと言うのは、変身アイテムを以前研究していた研究員らしくて、今は敵組織と敵対。独自の思惑で仮面ライダーたちを支援してる。
(例えば、変身ベルト、ロストドライバーや、Wのドライバーを開発したのも多分シュラウド)
●仮面ライダーWには敵組織との戦いで、すでに倒れた先輩ライダーとして、仮面ライダースカルがいた。シュラウドは、仮面ライダースカルを支援していた。
●シュラウドは、記憶を無くしているフィリップの母親だ。
この辺も、ちゃんとTV番組観てない人にも配慮して、分散して描いたり説明挟んだりしてますけど。
この程度を抑えて観れば、多分、楽にばっちり楽しめることでしょう。
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TVシリーズのファンの人には、もちろんお勧めで。
是非、大画面で観ることをお勧めします☆
DVDとか出てから観ても、充分楽しめるクオリティですけど。
やっぱ、大画面ならではの迫力ってあります。この映画は大画面で観た方がお得♪
ちょっと蛇足気味に、TVシリーズ観てる人向けの観どころを、もう書いたこと以外も書くとですね。
●左翔太郎が「独りで変身する」仮面ライダージョーカーは、かっこいいです☆
●フィリップは、映画ではすごいいい役とってます♪ 拉致監禁されて、クライマックスで翔太郎に助けに来てもらう、お姫様役(笑)とか。
●謎の調査員、マリア・S・クランベリーを演じる杉本彩さんはノリノリです(笑)。
●鳴海亜樹子(演者=山本ひかるさん)は、健気で可愛い役をとったわね(笑)。
●TV版の敵役、園崎家のみなさんは、余裕で風都の動乱を高みの見物で、それぞれに渋いコメントを挟んでる。
●その他、風都住民の面々が、最後にWを声援するとこがいい♪
なんだかんだ言って、結局、映画の色んなとこ、みんな誉めてます(笑)けど。
アタシも疑問のようなものが、2、3点、ないわけでもないんです。でも、なんかね、どれも些細なことに思えてしまう。変身ヒーローもののファンにとっては、それくらい面白い映画でした(笑)。
『仮面ライダーW FOREVER AtoZ/運命のガイアメモリ』は、坂本浩一さん監督作品で、脚本は三条陸さん。
併映の『天装戦隊ゴセイジャー エピックON THEムービー』は、渡辺勝也さん監督作品で、脚本は大和屋暁さんです。
(「ゴセイジャー エピックON THEムービー」の方は、TVシリーズも観てるファンの人向け映画としてまとまってると思います。アタシが思うには、TVシリーズ観てないと、ちょっと入りづらいお話だろうと思えます)
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「仮面ライダーW FOREVER」です!!
「AtoZ」で、「運命のガイアメモリ」ですっ!
面白そうです♪
8月7日公開予定の、劇場版仮面ライダーW。
『仮面ライダーW FOREVER AtoZ/
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