給与所得以外でニートから脱出すればいいという希望を提示する――『親より稼ぐネオニート「脱・雇用」時代の若者たち』
株取引、背取り、アフィリエイト、オンライン通販、ゲストハウス賃貸経営。『親より稼ぐネオニート』は、様々な給与所得以外の稼ぎ方をしている若者たちを紹介する一冊です。
企業に入社しなくてもいい。まずは自分の好きでできることを使って、ちょいと稼いでみることから仕事をはじめてみよう。そういう生きかたを、親御さんも許容してやってくださいな。なにもしないままだと刺したり刺されたりと破局の未来が待っているんだから、ちょいとできることで軽く金稼ぎでも考えてみませんか。無理に職につかせなくてもいいからさ。
みたいな感じで、ニートの子を持つ親を励まし元気づける本じゃあないかなと思います。ネオニートという呼び名は意味不明ですが、語義を無視して、ニートの親に届く呼び名と考えますと、わりと理解はできます。仕事してるのにどこがニートだと納得は行かないけど。
昨今なにが失われたといって、未来への希望展望だと思いますので、「こんな明るい未来像もありだ」という言説には、一定の価値があるのだろうと思いました。
しかし実のところ、やってることは自営業なんで、リスクも高いし時間給を考えたらフリーターのほうがマシってことがホトンドだと思うんですけどね。正直。
あと、もう少しこう「成功事例」というほどでもない、普通に楽しく好きなことをやって食える程度の金は得ています、という事例をもちっと示したほうがいいのではないかなあと思いました。趣味的な仕事で、収入は低いがなんとか食えるくらいに稼ぐというタイプの起業ですね。アメリカでも、起業の大半はそういうものだという話を読んだことがあります。
実際、電網工房・匠もそんな感じで好き勝手にやってる仕事なわけですね。趣味を元にして、自宅でお仕事。私もネオニートってわけですかね。
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