「チルドレン・オブ・アース(Children of Earth)」(『秘密情報部トーチウッド』シーズン3)は、突き抜けた面白さのB級活劇☆

 海外ドラマ専門のCS局「スーパー!ドラマTV」で、この6日金曜日(1月6日)から、「チルドレン・オブ・アースChildren of Earth)」がオンエアされます♪

 これは傑作☆ 1時間枠、全5話の続きものだし、「スーパー!ドラマTV」観れる人にはお勧めします♪ 是非、観ましょう☆
 アタシは、昨年(2011年)オンエアされた時に観て、ブッ飛んだんだわ♪

 「えー、そんなこと言っても『トーチウッド』でしょ??」みたいに思う人も、是非、だまされたと思って観てみてちょーだい。
 「チルドレン・オブ・アース」では、短期続きもの、ならではの、迫力ある展開や、グイグイ高まる緊迫感に引き込まれる・はず☆

 BBCのワールドサービス(BBC Worldwide)などで、現在シーズン4が放送されてる『秘密情報部トーチウッドTORCHWOOD)』のシーズン3が、「チルドレン・オブ・アース」。元は、2009年に最初にオンエアされたドラマです。
局のサイトで公開されてる日本語紹介コンテンツは、右から⇒「秘密情報部 トーチウッド」

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 ある日、世界中の子供たちが一斉に硬直し、何かに憑り依つかれたように、同じ言葉を語りだす。

「われわれは、迫っている」
(We are coming)

 硬直が解けた子供たちは、何も覚えていないのだが。かえって、何が迫って来てるというのか? 何かが来るのはいつなのか?? それがやって来たら何が起きるのか?? どの国でも、大人たちは、言いようのない不安にさいなまれていく。

 最初のメッセージが発せられた直後、U.K.内務省は、国連秘密情報部(UNIT)から接触を受ける。国連秘密情報部(UNIT)は、ワールド・ワイドな人類の危機に対処していくための国際組織だ。

 その頃、U.K.政府には属さず、国連の統括も受けず、事実上、独立愚連隊(笑)なノリで対エイリアン活動してる<トーチウッド>も、独自の調査をはじめていく。

 U.K.内務省も「厄介な連中だが、助けにはなる」と、一目置く謎の集団<トーチウッド>。
 しかし、<トーチウッド>の調査が、コード456の関係者に及んだことが、内務省に知られた直後、<トーチウッド>の今のリーダー、「不死身の男」キャプテン・ジャック・ハークネスに抹殺指令が出される。

 政府の極秘指令を受けた陸軍特務部隊に、現在の拠点、ウェールズの首都カーディフ某所の秘密基地ハブを急襲される<トーチウッド>。
 そして、同じ日の内に子供たちの口から、新しいメッセージが告げられる。

「われわれは、再訪する」
(We are coming…… back)

--とまぁ、概ねこんな導入ではじまる「チルドレン・オブ・アース」。あちこちハショってますが、大筋はこんなふうです。
 全5話の各回は、「チルドレン・オブ・アース:Day One」といったタイトリング。毎回、作中の概ね1日間の出来事が描かれ、5日間の危機が連続して描かれてく。
 U.K.で最初に放送された時は、5日間連続放送して、圧倒的な話題になった、らしーです。

 U.K.政府が過去に処理していた秘密作戦コード456とは? かつてジャック・ハークネスが下した選択とは?? そして、地球を再訪するエイリアンの目的は? などなどが、次々明かされるにつれ、物語の緊迫感は急速に高まってく。
 「果たして、キャプテン・ジャック・ハークネスは、地球の子供たち(チルドレン・オブ・アース)を救えるか!?」てドラマが、凄い密度で展開。観応えがあります♪

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 えーっと、『秘密情報部トーチウッド(TORCHWOOD)』て、日本のセンスから言えば、クセ球ぽいシリーズ。

 『Xファイル』や、『FRINGE』みたいな、トンデモな謎事件と、犯罪捜査のような活動がクロスするお話。
 その類の内では「トーチウッド」は、まだスッキリした展開と思うけど。その分、強引なエピソードもある(笑)。
 対エイリアン特務班といいながら、エピソードによっては、タイムトラベラーやら、妖精やら、魔神やら、なんでも出てくる。かなりいー加減(笑)ですけど、B級なフレーバーでそこが持ち味。

 シーズン1や、シーズン2だと、基本1話完結ぽいつくりなうえに、シリーズ構成の配球はアレ気味(笑)。
 各エピソードそれぞれにみどころもあるけど。「これってビンボールじゃん??」みたいな回もあれば、くそボールだと思ってた玉がストンとストライクゾーンにはまったり、落差が激しいんだわ(笑)。
 ハジケてる回のハジケっぷりが凄いと思うんですけど。笑っちゃう回は、笑っちゃうのが、シーズン1、2なのよね。

 「さすがは、『Mr.ビーン』や『プリズナーNo.6』のブリッツ・ドラマ(U.K.ドラマ)」(笑)みたいな感じの「トーチウッド」でしたが。
 アタシが思うには、シーズン3「チルドレン・オブ・アース」、出来が、あまりに突き抜けていいんで、別に他のシリーズ観てなくても、引き込まれる、と思います。

 えっと、「チルドレン・オブ・アース」って、多分、『秘密情報部トーチウッド』の内で特異な立ち位置に来るシリーズだと思えるんだわ。
 制作事情の話になるけど、シーズン1、2は、BBCのウェールズ・プロダクションってとこの制作。番組観ると、なるほどって思わせるローカルな描写が面白い隠し味になってます。
 シーズン4は、アタシまだ観たことないんですけど。アメリカのプロダクションとBBCとの共同制作になったそうです。

 多分、そうした関係で、シーズン3「チルドレン・オブ・アース」では、シーズン1、2で積み重ねた設定類を、物語の内でどんどんぶっ壊してく。つまり、シーズン4でリニューアルする前に、大掃除をしてる気配がするんです。
 物語的には、それまでの約束事みたいなのが連鎖反応的に崩れれてく様子が快感(笑)。だって、主人公側どんどんピンチに追い込まれてくんだもん。
 特務部隊に襲撃されてぶっ飛ぶ秘密基地、そして散りぢりに逃げるメンバー、とかね。手に汗握るドラマになってる。

 それやこれやで、シーズン1やシーズン2を観てなくても「チルドレン・オブ・アース」だけ観ても楽しみ易い。ここは高得点。アタシも去年「チルドレン・オブ・アース」観て、ビックリして、後からシーズン1、2を観はじめたのでした。

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 シーズン1、2は、お話のタイプとしてはクセ球だけど。
 でも、<トーチウッド>のメインの役者さんたちは、みんな熱演。

 特に、カーディフの巡査だったのに<トーチウッド>に加わっちゃったグゥェン・クーパーを演じる、イヴ・マイルズEve Myles)や、ヒーロー役のキャプテンを演じるジョン・バロウマンJohn Barrowman)がいいと思うな、メインキャラのキャストでは。

 キャプテン・ジャック・ハークネスって文字通り「不死身」だし「不老」なキャラなんです。外形的には「永遠の青年」みたいなイメージもあるんですけど。不死身性や、不老さが、実は重荷でもある様子。
 そうではあっても、基本陽気な様子が、「チルドレン・オブ・アース」でも演じられてる。普段、陽気で、アメリカ人ぽくワザとらしい笑顔を絶やさないジャックが、たまにみせる怒りや憎しみ、後悔や哀しみなどなどの表情がいい。

 一方、別の時代から現代に迷い込んだキャプテンと比べると、断然、まともな普通人であるグゥェン・クーパーが、懸命にエイリアン危機とU.K.政府の陰謀に立ち向かう様子もいいです。

 イヴ・マイルズって、雰囲気、ちょっとだけロビン・タニーRobin Tunney)に似てないかな? って思うんだけど。おスマシしてれば、かなり美人なイブ・マイルズ。グゥェン・クーパーの役では、くるくる表情が変化して魅力的です。
 ゲラゲラ大笑いしたり、怒りを顕わにしたりすると、地方都市(カーディフ)の女って感じで、えーと、イケてるけどそこそこ(笑)、な感じ。でも、そこがいいんだわ、役柄的に。

 ついでに言えば、グゥェンの彼氏、リース・ウィリアムズを演じるカイ・オーエンKai Owen)もいいです。
 よく言えば、異常事態に巻き込まれる普通人代表なキャラ。ぶっちゃけ、地方都市のイモ兄ちゃん(笑)なんだけど、そのままいい味になってドラマに活かされてる。
 同棲してるグゥェンに「もたもたしないで、逃げないと危ないのよ!!」みたいに言われて、「僕は、高飛びなんてしたことないんだよ」とかなんとか、ボヤいたり(笑)。
 この辺も、ウェールズのローカル色を旨味にした隠し味をサポートしてる。

 ほか、「チルドレン・オブ・アース」サブキャラ陣の演技も押しなべていいです。憎まれ役になるだろう、U.K.政府の関係者とか、いい。
 後、アタシはドラマとのシンクロ度が高いBGMも好き♪ 大げさで通俗的なんだけど、通俗的なままで突き抜けてく感じが好きだなー。これは、全5話通して視聴してみてほしいな。

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 とゆー感じで、『秘密情報部トーチウッド』シーズン3「チルドレン・オブ・アース」は、フレーバー的にはB級ですけど、予算も手間もかかってる。
 そして、短期連続もの、ならではの密度の高い演出や、緊密かつ加速度感の強い展開がいい。
 フレーバーはB級ぽいんだけど、B級なまま、突き抜けてく感じで、そこが、すごくいい☆

 観れる人は、是非、観ましょう♪ お勧めです☆
 シーズン1や2を観てて、ちょっとな、と思う人も、「チルドレン・オブ・アース」の突き抜け度は、別格です。騙されたと思って観てみて♪

 CSスーパー!ドラマTVにて、基本、週イチのペースで放送です。回数は多くもなさそうだけどリピート放送もある模様。

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メモ:
●初投稿(公開)は、2012年1月5日。
●1月6日、紹介作の放送を観て、記憶違いに基づく誤った記述を修正

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本文の修正と補足

修正(と関連した補足):
 最初に投稿した本文で、紹介作導入部の大筋についての記述に、記憶違いに基づく誤りがありました。初投稿の翌日1月6日に、オンエアされた紹介作第1話を観た後に修正。

 まず、修正前は、子供たちの口を通じて発せられるメッセージが、「われわれは、まもなく到達する」(We are coming soon)であるように書いていた。が、これは記憶違い。1話、2話の物語を圧縮しながら変形して記憶してた模様。
 修正した本文でハショって記した部分も含めると、1話での関連事項は次のように断続。
-初め、グリニッジ標準時の朝8時49分(通学の時間帯)、子供たちが一斉硬直。この時は、周囲の大人たちに不審な気持ちを起こさせても、何事もないかのように硬直から回復。ただし、U.K.では概ね同時刻の交通事故が各地で散発。
-同日、午前10時30分(U.K.では一般的には、子供の学校では休み時間らしい)、一斉硬直した子供たちが、悲鳴のような金切り声をあげた後、“We are coming”のメッセージを一斉に。
-同日、子供たちは、昼頃から下校になった雰囲気で、夕方近くか、宵の口といった頃合いに「Day One(最初の日)」の最後のメッセージ“We are coming…… back”が発せられる。

 次に、「最初のメッセージが発せられた直後、U.K.内務省は、国連秘密情報部(UNIT)から接触を受ける」件と、「内務省も『厄介な連中だが、頼りにはなる』と、一目置く」件。これは、第1話でU.K.の内務省に現れたUNITのオドゥヤ大佐と、内務官僚のフロビシャーとのやりとりでのこと。
 “We are coming”のメッセージが発せられる前、最初の同時硬直の後、現地時間によらず、ワールドワイドで同時期に同様の出来事が起きたことから、UNITが、エイリアン関与の可能性をU.K.など各国の政府に警告する一幕でのやりとり。

 初投稿の記事では、「メッセージが発せられた直後、U.K.首脳部を、国連秘密情報部(UNIT)からの特使が訪れる」、「国連秘密情報部すら『面倒な連中ですが、頼りにはなる』と、一目置く謎の集団<トーチウッド>」としていた。
 関連して、初投稿時「U.K.政府は、国連の秘密協定に違反し、エイリアンと独自の接触をしているのではないか? 国連秘密情報部の特使から、あからさまにぶつけられる疑念をU.K.首相はいなすが」ともしていた。これらは、2話以降の出来事で、導入部の出来事ではない。(この辺は、記憶圧縮で、第1話の記憶に、第2話あたりの出来事も入り混じっちゃった感じ)
 一連の誤った記述も、やはり、物語を圧縮しながら変形しつつ記憶した、記憶違いによる。

その他の補足(メモ書き):
 初投稿記事では、圧縮変形した記憶に基づいて、物語の展開と違う記述を書いちゃったわけだけど。改めて観ると、「Day One(最初の日)」に3回の子供硬直と、2度のメッセージが発せられる展開はうまい。

 まず、物語内で、大人の社会が、最初はささいな不審を抱いて、後、急速に不安が膨らむ感じが、よく演出されてる。
 そして、2話以降の展開になるけれど、“We are coming…… back”と聞かされ、各国社会が、「では、以前はいつ地球に来ていたんだ??」と、不安が強まる展開に。
 話は前後するけれど、構成面でも、第1話では、<トーチウッド>側の調査や、U.K.政府側の対応が、段階的に進んでいく様子が、3回の硬直の間で、説得的に描かれてて、ここもうまい。
 総じて、以前、地球に来たことのある、コードネーム456のエイリアンが、かなり地球人社会のことを理解してて、効果的にプレッシャーをかけてくる感じの描写に連なってくとこもうまい。

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 後、おまけ的に、Internet Movie DatabaseTorchwoodのページ経由でアクセスできる“Children Of Earth”関係のヴィデオファイルを2本ほど紹介。IMDbは、Amazon.com傘下なので、著作権関係はクリアされてる模様。

 まず、“Torchwood Clip (Torchwood: Children of Earth ) ”
 これは、BBC AMERICAが、U.S.での番組放送に前後してTVで流した番宣クリップらしいです。
アタシが、本文で「大げさで通俗的なんだけど~」と書いてるBGMの一端が垣間みれるかと(笑)。
 ジャァッ!!ジャッ・ジャッ!!ティラティラィラ♪ ジャァッ!ジャッ・ジャン! ティラティラィラ♪
--みたいな奴ね(笑)。

 思うに、大げさなBGMなんだけど、ドラマの方が、負けない力強さで、迫力や緊迫感に満ちてるから、相乗効果が生じてる、気がします。

 もう1本、欧米でリリースされてるらしい“Children Of Earth”のDVD、BDのプロモーション・ヴィデオも。“Torchwood Promo (Torchwood: Season Three - Children Of Earth) ”

 DVD、BDのプロモ・ヴィデオの方が、サスペンス感や緊迫感は強いけど「“TORCHWOOD”やキャプテン・ジャック・ハークネスのイメージをある程度もってる」人が観ると、「あぁっ、これはスゴそうっ!?」みたいに思う感じかと。
 あるいは、「噂や、解説紹介などで、“Children Of Earth”の概略を多少なりと知ってる人」向けかもね。

 BBC AMERICAの番宣スポットの方は、よくできたトレイラーになってると思うけど、雰囲気優先かな(??)。まぁ、番宣スポットやトレイラーって、そーゆーのもアリですよね(笑)。


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