『仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズ MOVIE大戦MEGA MAX』は、面白さメガ盛りの、ヒーロー・アクション映画♪
「仮面ライダー」のMOVIE大戦映画、『仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズ MOVIE大戦MEGA MAX』を観に、先日、2度めに劇場に行って来ました♪
劇場で観て「もう1回大スクリーンで観たいな」って思う映画は多いけど。実際、ロードショウに2度足を運ぶのはマレ。やー、やっぱ面白いわぁ☆
もちろん、アタシが「仮面ライダー」のファンだから、そう思うわけだけど(笑)。
大スクリーンで2回観て、「『仮面ライダー』のファン以外にも、楽しめる人は大勢いるアクション映画よね」と思ったのでした♪
アタシが「仮面ライダー」のファンだってこと、割り引いてもそーだろーって思う。
TVで流れてる番宣スポットでも煽ってるけど(笑)、面白さ「メガ盛り」なんだもん♪
それに、『仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズ MOVIE大戦MEGA MAX』は、仮面ライダーが競演するMOVIE大戦映画、過去3本の内で、1番、物語面も面白い。
スペクタクルなVFX画面では、前2作にもそれぞれ面白いとこあるけど。「MEGA MAX」も、色んな構図で観せてくれるワイヤーアクション+VFXの冴えで、みせてくれます☆
そして、「MOVIE大戦MEGA MAX」は、「仮面ライダー生誕40周年記念作」の1本でもある。
アタシが思うには、同じ生誕40周年記念作の『オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー』よりも、もっと大勢の人が楽しみやすい映画になってた気がしてます。
(この点については、いろいろ異見もあるでしょうけど、「オーズ・電王・オールライダー」って、実は、見かけ以上に「仮面ライダー」のマニアックなファン向けの映画に仕上がってたと思える)
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ところで、「MOVIE大戦MEGA MAX」も、公開初日の12月10日に、ちゃんと(笑)劇場で観て来てたんだけど。アタシ、観てきてすぐに「印象記」を書きはじめて、うまくまとめらんなかったのだ。書きたいこといーっぱいあってさ(笑)。
今回は、2度めを観てきたとこで、比較的差しさわりのないとこのネタバレもチョビっとだけ交えながら、紹介記事を書きます。
決定的なネタバレは、なんとか避けながら、映画の面白みをご紹介したい、と思います。
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『仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズ MOVIE大戦MEGA MAX』は、昨年(2011年)8月末にTV放映が終了した『仮面ライダーオーズ』のヒーローと、現在、TVでお子様中心に大人気の『仮面ライダーフォーゼ』のヒーローとが共闘するお話。
と、言っても、共闘するのは、95分の映画の終盤パートでのこと。
映画の序盤では、「オーズ」のエピローグにあたる物語が描かれ、中盤からは「フォーゼ」の、多分番外編(TVシリーズに対する番外編??)かな? みたいな物語が描かれる。
で、映画終盤の「MOVIE大戦パート」では、仮面ライダーフォーゼと、仮面ライダーオーズ、2人のヒーローが、共闘して敵役の野望を食い止める。
まず、「フォーゼ番外編」みたいなパートから、終盤「MOVIE大戦」パートへの流れがいい。
フォーゼの主舞台になる高校の学園祭から入って。フォーゼに変身する如月弦太朗(演者=福士蒼汰さん)が「彼女キタ---ッ!!」になったと思ったら、いろいろあって、彼女の形見を、悪事には使わせない、みたいになってく。
急展開だけど弦太朗の言動は勢いがあって、釣り込まれちゃうのよね(笑)。
応援したくなっちゃう♪
ここは、TVの「フォーゼ」のファンの人なら、絶対楽しめるし。TV観てない人でも、すんなりと楽しめる、はず。
ことに、出会って間もない“彼女”が死んだって告げられて虚脱してる弦太朗に、仲間の高校生たちが「お前が泣く時間くらい作ってやるさ」みたいに言ながら、それぞれが出来ることに体を張るとことか、いいんだわー。
それに、益岡徹さんが演じられてる敵役のレム・カンナギが、またいいんだわ。憎々しくて☆ この敵役のことは、最後にもう1度、触れようと思います。
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「オーズ」のエピローグにあたるパートも、TVの「オーズ」のファンの人なら、観て損はない。
過去の劇場用オーズ映画って、今イチTVシリーズとの関係がわかんなくて。これってTVの流れと直接は絡まない、“アナザ・ストーリー”なんじゃぁないかしら?? て、首を傾げるようでしたけど。
今回は別。きっちり、出来のいい後日譚になってる。
オーズに変身する火野映司(演者=渡部秀さん)や、ツレだったアンク(演者=三浦涼介さん)のその後が、どうなったか、なるほど、って感じで、すっと腑に落ちるんだわ。
(“アナザ・ストーリー”=ここでは、『仮面ライダー龍騎』の『劇場版 仮面ライダー龍騎 EPISODE FINAL』みたく、TVの物語と設定はほとんど同一でも、また、別の物語を描いた作品、のことを意図してます)
じゃぁ、「オーズ」のエピローグにあたるパートは、TVのオーズ観てない人は楽しめないか? って言うと、そんなことないと思います。
セリフのやりとりや、お芝居がうまいので、TV観てない人でも、「あー、この2人、以前、色々あったのね」と察せる作りに、ちゃんとなってる。
「オーズのエピローグ」のパートの1番の観どころは、書くと、ネタバレが行き過ぎちゃう。なので、2番めにいい、と思えるとこを。
新人の仮面ライダーみたいなキャラが、映司とアンクに「僕は、あなたたちみたいに、敵に立ち向かっていけない」みたいに言う。この時の、映司の返事がいい。
「君は、今はクジけても構わない。今日は僕たちが守るから、明日は、君が守ってくれ」みたいに言うのね。ここがいい☆
ほんとは、もうちょっと色んな含意が豊かなやりとりなんだけど、ネタバレ回避の為に、上辺の意味だけで言い換えてみました。
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えーっと、「MOVIE大戦」映画って、これまでは、パート1の物語と、パート2の物語が別々にあって、両方の最終決着が、パート3でつく。パート1のヒーローとパート2のヒーローが、パート3で合流して「MOVIE大戦」になる、って、ショートムービー3本立てみたいな作りでした。
今回の「MOVIE大戦MEGA MAX」でも、その作りは踏まえられてるけど、もうちょと凝った作りになってます。
「オーズのエピローグ」「フォーゼの番外編」と別に、ハイテク死の商人みたいな敵役(財団X)が、世間に知れず陰謀を進めてて、仮面ライダーWや「伝説の7人ライダー」も、人知れず、陰謀阻止のため戦ってるってパートが入る。
あんまり詳しく書くと、どんどんネタバレしかねないんだけど(苦笑)。
まず、7人ライダーが戦うあたりは、昔のヒーローを今の技術とセンスでアップデートして観せてくれるのが嬉しい♪
昔だったら、別のカットをつなぐ、映画のイリュージョンで表現してたアクションを、ロング構図の広い空間で描いてくれると、やっぱり迫力が違う☆
走ってきたバイクからジャンプしてキックまでを、ワイヤー使った一連の動きでみせてくれるし、ライドルスティック宙に浮くし、エレクトロファイヤー、速度速いし。く~っ(嬉)、て感じ(笑)。
マニアックですか、ごめんなさい(笑)。
後、仮面ライダージョーカーがピンで(独りで)アクションするパートもあったり。ここはWのファンには嬉しいとこ♪
監督の坂本浩一さんは、スタント・アクションからアクション監督にって経歴の方。
「MEGA MAX」では、総監督とアクション監督を兼ねてられてて。広い空間でのアクション、樹林でのアクション、狭い屋内でのアクション、などなどを、どんどん次々繰り出してくれて、大勢のヒーローのアクションシーンが、続々断続しても飽きてる暇がありません(笑)。
場所に応じて、殺陣もカメラワークも、みんな違うんだわ☆
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それから、「MOVIE大戦」パートの冒頭では、映司(オーズ)が弦太朗(フォーゼ)を誘うと、連れ立って、Wに変身する2人組、左翔太郎(演者=桐山漣さん)とフィリップ(演者=菅田将暉さん)に会いに行く。
ここは、いわゆる平成ライダーでも、ここ数年のTVシリーズを楽しんできた人にはたまんない♪
それだけでなくて、今のライダーと、“伝説のライダー”たちとの対照感がくっきり出るとこで、そこがいい☆
今のライダーって、自分がドップリ関わる戦いの決戦が済んでも、ちゃんと帰る場所がある。風来坊の火野映司ですら、帰る場所があることは、この映画でも描かれてる。
帰る場所ってのは、護るべき場所でもあるよね。
それに対して、昔のライダーって、基本は拉致改造の被害者だから、帰れる場所を奪われてるんだわ。
だから、昔のライダーは、戦いが終わると、しばしば、バイクに乗って地平線の彼方へ去っていったりした。
「MEGA MAX」の映画では、伝説の7人ライダーたちが、人知れず戦ってる様子が、ハイライトだけ描けるんだけど、帰れる場所がないのに、戦い続けるってのは、可愛そうよね。
“伝説のヒーロー”ぽいって言えば、そうなんだけど、哀れも感じさせる。
そんなことまで含意として描いてる映画で、実は、そこがとっても良い☆
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「昔の仮面ライダーが哀れでもある」ってのは、まぁ、言ってみれば一種の“悲劇性”ではある。
この観方を、受け入れたくないライダーファンも、ある程度はいそうだけど。
実は、同質の悲劇性ヒーロー像は、原作者の石ノ森章太郎さんの『サイボーグ009』でも描かれてる。
一方、『オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー』では、石丸謙二郎さん演じるデンライナーのオーナーが「人々が正義を求める時、仮面ライダーは必ず現れる」的なことを言ってた。セリフの細かなとこは、記憶で書いてるんで、多少違うだろうけど、言ってた。
このオーナーの宣言が「(仮面ライダーに限らず)伝説のヒーローの陽の面」だとすると、さっきアタシがクローズアップして書いた「戦い続けるヒーローの哀れさ」は、「伝説のヒーローの陰の面」だ。
どちらか一方が、正しくて、一方が間違いってことではなくて。陰と陽、両方が補い合ってなりたってるのが「戦い続ける伝説のヒーロー」のヒーロー像なんだわ。
そして、「仮面ライダー」ってヒーロー像は、「戦い続ける伝説のヒーロー」の内でも、一際、陰の面と陽の面との間に緊密な関係があって、際立ってる。
そこのとこを、多彩なヒーローキャラの織り成しで、浮きあがらせるように描いた映画が、『仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズ MOVIE大戦MEGA MAX』。
ヒーローもののアクション映画が好きな方には、お勧めです☆
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最後に、益岡徹さんが演じられてる敵役のレム・カンナギのことを、もう1度触れておきます。
実は、「MOVIE大戦MEGA MAX」を1本の映画として成り立たせてる功労者が、レム・カンナギを演じられてる益岡徹さん。
レム・カンナギは、自身の野望のために、財団Xの内でも下克上をしちゃうんだけど。実は、どんな経緯があってそんな大胆な下克上まで踏み切ったかは、映画を観ても全然わかんない。
描かれてないんだわ。描かなくても構わないって見切りがあって制作されたのはわかるけど。もし、観客が、そこまでわかりたいって思ったら、それぞれの想像で補わなきゃなんない。
例えば、「オーズのエピローグ」パートでは、映司とアンクの間で過去に色んなことがあっただろうな、って観客に察せられるよう、色んな断片的なやりとりの効果的配置で、暗示的に描かれてる。レム・カンナギの方は、そういう描かれ方がされてるわけじゃぁない。
でも、もし、レム・カンナギの背景みたいなとこまで描くとしたら、もっと、うーんと長い映画になっちゃう、はずだけどね(笑)。
で、本当は、ミニムービーをパッチワークした作りの「MOVIE大戦MEGA MAX」なんだけど。まるで、大きな物語であるかのように、楽しめるのは、中島かずきさん、小林靖子さんの脚本の力と、坂本浩一監督の力投、そして、益岡徹さんの功労によってる。
例えば、レム・カンナギ、財団X幹部の制服、白い詰襟装束着てるんだけど、ほとんど出てくるたびに“うっとーしーな、この襟”って感じで、顔をゆがめて襟をいじりながら出てくるのね。
こーゆー細かな演技が、所属組織内から下克上しそうなキャラクターって納得力を盛り上げてる。
レム・カンナギは、敵役として、とてもおいしい役で。「MOVIE大戦」のパート以外では、いいとこで出てきて、ぱっと去っていっちゃう。
にも関わらず、憎々しい敵役キャラクターとして充実してるのは、益岡徹さんの功労。
益岡さんの功労(と、もちろん坂本監督の力投も)があってこそ、ほんとはショートムービーのパッチワークな「MOVIE大戦MEGA MAX」も、まるで1本の映画みたいに(笑)楽しめる。
そーゆー映画なんで、やっぱりヒーローものアクション映画が好きな人にはお勧め。
だって、ヒーローもの映画って、敵役が憎たらしいほど、盛り上がるじゃぁないですか♪
残り上映期間は短くなってきてるけど、興味のある方は、是非、劇場に行って大スクリーンで観よう☆ お勧めです♪
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