【企画】プロット 「琥珀の姫と水晶の城」

【コンセプト・テーマ】
町娘によるベタ甘なシンデレラストーリー。隠し味に小公女セーラ的な苦労話を足してア
クセントに。もちろん最後は再びベタ甘で仕上げます。きらびやかな王宮を舞台に、ちょ
っと陰湿なイジメだって、明るく前向きに愛の力で乗り越える、女の子のための小説です。

【キャラクター】
▼町娘(16歳)幼い頃から城下町に生まれ育つ。幼い頃から両親の営む居酒屋で働き、気
立がいい、手際がいい、器量がいいの三拍子揃った看板娘。誰にでも優しく、いつでも明
るいが、悪戯ゴコロが玉に瑕。年頃の女の子らしく、恋愛や結婚に憧れている。幼い頃に
出会った「運命の少年」(=王子)との再会を夢見ているが、それが夢でしかないと半ば
諦めつつある。両親は下級貴族の出身。駆け落ち同然で家を飛び出したため、娘にも寛容。
▼王子(19歳)次男(継承第二位)。ハンサムな好青年だが、乗馬や剣術は苦手。音楽の
センスはあり、楽器やダンスは得意。城内の女性人気は高いが、意中の人の存在をほのめ
かして逃げる。時々コックに炊事を教わったり、メイドに掃除を教わったりしており、使
用人たちからは愛されつつも変わり者扱いされている。かつて街で出会った町娘を愛して
おり、どうすれば相手に嫌われることなく、身分の違いを超えて結婚できるか考えている。
▼令嬢(15歳)有力貴族(=聖騎士伯)の娘。父に似て武勇に秀で、その為に王族に取り
入ろうとする父の思惑で王子の従騎士となる。王子に対して尊敬に似た好意を持っている
が、恋愛感情はない。自分の武勇を誇る反面、女らしさに憧れる面もあり、町娘に憧れの
ような感情を抱き、姉のように慕っている。王子との恋を応援しつつ、密かに自分の従者
にしたいと思っている。実家を離れて長いので、父の思惑とかはどうでもよくなっている。

【世界観・舞台設定】
中世欧州風。華美で優雅な文化を持つ、大陸で最も古い王国。王都には水晶で装飾された
美しい城と、最先端の科学と芸術に彩られた活気ある城下町があり、洗練された聖騎士団
が守護している。王城は広く大きく高く作られ、毎日のように舞踏会が行われる。城内で
は若い女たちが殿方の心を求めて美しさを競い合い、男どもはその女の歓心を買うために
ダンスや武勇に磨きをかける。王族は血統を重視し、青い血の継承は途切れたことがない。

【あらすじ】
城に召喚され、王子に今日から城で暮らすように言われる町娘。戸惑う町娘は脱走を試み
るがあっさり捕まり、両親の経営する居酒屋を人質に取られる。慣れない生活を持ち前の
明るさで乗り切ろうとするが、無理難題をふっかけ失敗を嘲笑う宮廷女達。令嬢が町娘の
味方をする。薄汚いバルコニーで人知れず泣く町娘。顛末の真意を王子に問うと、幼い頃
に下町のルールを知らない王子をからかった仕返しという。その翌日、王子との密会を見
咎めた女達に王子と交換したリボンを燃やされ、その場を逃げ出してしまう。薄汚いバル
コニーで下町に帰りたいと泣く町娘。追いついた令嬢「うちの実家に来ないか」「でも、
私まだ王子を愛してるの」女たちの悪行を知った王子は、町娘を追う。自分の仕打ちを詫
び、告白する王子。互いの愛情を確かめ、二人は結婚を決意。報告を受け「反対はしない
が、町娘と結婚すれば王城には居られない」と国王。「城を出る」と王子。その報は一瞬
で広まり「王子は継承権を失った」と宮廷女は興味を失う。城を出る日、最後の謁見で国
王は「今日から隣の離宮に住め。新婚は二人きりで暮らすものだろう?」ハッピーエンド。

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