「キャプテン・フューチャー全集10 『ラジウム怪盗団現わる!/小惑星要塞を粉砕せよ!』」エドモンド・ハミルトン 著

 「ラジウム怪盗団現わる!」は良いでしょう。活劇として間違いなく、はっきりとした善悪とヒーローの活躍による事態の収拾が際だっていますから。

 が、「小惑星要塞を粉砕せよ!」は、何か違う。ウル・クォルンは闇に染まったキャプテンの如き存在の筈っ、何故にちんぴらの如き存在に成り果てているのだと。そこで、シナリオのボスを「やれやれ、使われてやる価値もなかったか。私も老いたかね」とでも言いながら、さっくり殺して、ずらかるくらいの事を期待していたのにっ。
 ワールドのボスキャラが、次のシリーズでは中ボスに成り果てているような、そんな印象を受けた一作でした。

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キャプテン・フューチャー

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