こんにゃく入りゼリーで今年も死亡事故が二例、緊急警告
死亡事故が相次ぎ改良されて以来、近年は死亡例はなかったこんにゃく入りゼリーでしたが、2007年に二例の死亡事故が報告され、国民生活センターより注意喚起が出ています。
じつのところ一口サイズのこんにゃく入りのゼリー製品では、喉に詰まり呼吸できなくなり、死亡や脳障害などの事故は毎年報告されています。死亡例は幼児及び高齢者ですが、事故例は年齢を問わないようです
2006年11月13日にも、冷凍されたこんにゃく入りゼリーで事故が発生、こんにゃく入りゼリーの事故-幼児、高齢者はとくにご注意!-と注意喚起が出ておりました。クレーンゲームで凍ったこんにゃく入りゼリーを、二歳児が食べて喉に詰まらせ低酸素状態になりました。この話題をIRCログ #kataribe 2007-04-13 22:00~でも話したことがありました。
当時調べたところでは、ミニカップタイプのこんにゃく入りゼリー製品では、以下のような特性があるため、喉に詰まって呼吸できなくなる事故が発生するようです。
- 吸い出して食べるため丸ごと吸い込みやすい。
- 通常のゼリーは体温で溶けるが、こんにゃく入りでは溶けないため、詰まった場合には物理的に対処するしかない(逆さにして肩甲骨のあいだを叩いたり口に手を入れたり)。
- ちょうど喉に詰まる程度のサイズであり、ミニカップゼリーは形状的にも水栓状であり奥まで入ったあげく詰まりやすい。
- 圧力で形が壊れるほど柔らかくはないが、こんにゃくを増粘剤として用いると変形して圧縮されても元の形に戻るため、ピタリと嵌まり込む。
- 通常のゼリーは離乳食として多用されるため、幼児に向いていると誤認されやすい。
- 凍らせると固くなり、かつ半溶けでは滑りやすく、固さを控えた製品でも危険。
- 1995年の調査では、普通のゼリーにたいして弾力性は二倍(つまり二倍凹まさないとちぎれない)。凍らせるとさらに弾力性が1.5倍に。硬さはゼリーの平均三倍、最大6.3倍で、凍らせたのを10分間常温に置いたあとでも、さらに5~10倍の硬さを保つ。
事故が多発して以来、材料比率を変更して崩れやすくしたり、ハート型にして砕きやすく吸い込まずに食べやすくしたりするなど、改良が加えられているようです。また危険についての告知が行なわれるようになりました。確かに死亡事故は日本では近年なかったようです。
なお、EUでは2003年よりゼリー菓子へのこんにゃく使用許可が取り消されています。アメリカでは2002年に回収(リコール)されたあと特に動きはないようですが、単に販売されなくなっただけかもしれません。
そして今年、死亡事故2件発生 こんにゃく入りゼリーの事故-子どもや高齢者に与えないこと!-との記事が国民生活センターよりでております。死亡が出たので、おそらく新聞など報道でも取り上げられていることかと思います。
死亡例は1995年と1996年に集中しており、1997年からは一件のみのようでしたが、ここで二件が加わったことになるようです。凍ってたものは硬さや弾力性が段違いになるので、これは昔同様に危険なのは分かっていたわけですが、今回の二例についてはどういう経緯だったのかは不明です。これまでと異なり両方とも七才児であると指摘されていますが。
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こんにゃく入りゼリーで今年も死亡事故が二例、緊急警告と、2007年に発生した二件の七才児の死亡例が報道されたことを受けて、さらに二件の死亡例が国民生活センターに報告されたとの
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