『魔法少女リリカルなのはStrikers』8話~9話を見て 管理局の白い魔王ならぬ、カエサルなのは
■本日のアニメ:『魔法少女リリカルなのはStrikers』8話~9話を見て
『管理局の白い悪魔』から『管理局の白い魔王』へ。
『なのはさん』から『なのは様』へ。
いろいろとネタにされている、8話から9話の展開であるが、ティアの悩みや暴走については、まあ、あんなものだろーという印象を抱いている。
9話でシグナムがティアに拳で制裁を加えるのも、魔法少女アニメとしてはどーかと思うが、悪くない。
ただ、8話後半の演習におけるなのはの言動と演出は、あれは実際にあったコトではなくてティア視点におけるエフェクトがかかっているものと推測している。
なのはがあそこまでひぐらしな表情をするような場面ではないと思うのだ。実際に9話がはじまったとたん、なのはの表情も声も、完全に元に戻っている。
なのはがショックを受け、残念に思うことがあるとしたらそれは、ティアが演習において魔法の非殺傷モードを殺傷モードと取り違えていた点、そして何より指揮官として育成したいティアが簡単にパニックを起こしてしまった点だろうか。
ミスをするのは誰にでもあるが、ミスをした時にパニックを起こすような人間を指揮官には置けないのである。なのは的には、どうしてもフロントでがんばってもらう必要があるシグナムやヴィータ、フェイトではなくティアこそをフォワードの次席指揮官としたい意向があるのではなかろうか。
そのティアのみせた心の脆さは、なのは的にはショックだろう。なのは自身は9才にして鋼のような心の持ち主であったから、そうした弱い人間の心についての理解が乏しいのかもしれない。
9話でティアを優しく抱きよせるなのはの姿に。
ローマ内乱時に政治家としての限界を見せたアントニウスへ“見切り”をつけたカエサルの姿が、私にはだぶって見えたのである。
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