妖怪


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「薬屋探偵妖綺談 2 『黄色い目をした猫の幸せ』」高里椎奈 著

 一応、妖怪物ではありますが、ほんどエッセンスなので、
基本ラインはオーソドックスなミステリーでした。

 ある日唐突にやってきた殺人依頼、「か、上中の佐倉庚を、妖怪に食べさせちゃって下さい!」
一見すると意味不明な依頼から始まる、一連の事件。

 “本物の”妖怪が調査する事件は、人が起こした事件でした。
妖怪を、名探偵に置き換えれば、普通のミステリーですね。

 「妖魔夜行」ベースで探偵物をやると、こんな感じになるのかもしません。

『奇異太郎少年の妖怪絵日記 壱』影山理一 携帯向け漫画の書籍化。絵日記というよりは紙芝居のテイストが懐かしい

 元々は、ツイッターでいろいろバカ話をしていた時にご紹介いただいた作品です。
 内容については、現物を見ていただくのが何よりだと思いますので、次のURLをご紹介しましょう。

モルモル亭

 村はずれのはなれに、付喪神であるすずという少女と住む奇異太郎少年が、さまざまな妖怪と出会うという、日常と非日常の狭間のお話であります。
 妖怪は出るといっても、怖い話ではなく、くすくすと笑いながら、じんわりと心の温まるエピソードが並んでいます。

「薬屋探偵妖綺談 1 『銀の檻を溶かして』」高里椎奈 著

 「妖魔夜行」系の「妖怪」によるコミニュティ。
ただ、こちらの世界で事件を起こすのは、大抵の場合「人間」であって、
妖怪」ではありません。
 ドロドロとした火曜サスペンス劇場系の事件を人間は起こします。
まぁ、元々、火曜サスペンス劇場は人間の話なのですが。

 戦闘が発生しないので、CP総計に関しては不明です(笑)

 今回は、ネタ的に悪魔契約の話が登場していましたが、
扱いは、「時には、本当に事件を起こす妖怪もいます」的なおまけでした(笑)

「おまもりひまり 5」的良みらん 著

 酒呑童子(種族:)と玉藻前(種族:九尾の狐)の二大妖怪が登場。
後は、崇徳上皇(種族:大天狗)が登場すればフルコンプリートです。

 いや、こんなのと戦えるはずの主人公チームは、ある意味凄いはずなのですが、
ラブコメしているから、そんなに凄く感じない(笑)

 TRPG的には、妖怪だけ見ると妖魔夜行でプレイできそうですが、
作品的に最も重要な要素である、ラブコメが、システムからの支援を受けられないので、

「ロザリオとバンパイア season2 3」池田晃久 著

 イケメンなインテリやくざっぽい人が登場。
 彼の発言を見ると雪女の里を手に入れたいようですが、
なんかマニアっぽい発言があるので、実は、ただのマニアなのだろうか?
 シリアスに進んで、ギャグでオチをつけることでバランスを保つので、安心できません(笑)

 戦闘だけなら妖魔夜行なのですけどねぇ?

 そして、次回予告でメインヒロインが4姉妹で、次回に次女が登場する予定だそうです。
パワーバランスは気にしない方向で(笑)

「あやかし学園 『狐の章』」三刀屋嵩 著

 失敗した妖魔夜行のセッションみたいな小説だと言う感想です。
現実と、キリスト教系の神話伝承と、妖怪を初めとする民間伝承に、都市伝説を融合させて、
新しい形の妖怪物を目指そうとした結果、“何を書きたいのか良く解らない”作品が出来ました。と感じました。

 もしかしたら、クトゥルフの呼び声のPCたちは、シナリオ後半で、読者がこの本を読んでいるような気分を、周囲にさせているのかも知れません。

「ロザリオとバンパイア season2 1」池田晃久 著

 ロザリオとバンパイアシリーズ第2期。と言うより、2学期。学園物ですし?
モカの妹・朱染心愛さんの登場です、変化を拒み、学園来訪以前のモカを取り戻すべく、暴走(主観的には暗躍)を開始します。
やー、何処のエロゲーだという展開ですが、王道も正しく使えば面白い。

 基本クラスに≪アヤカシ≫入れている学園であるなら、主人公は≪ミストレス≫でも入れているのか?
1学期終了時点で、ちと余計な物が混ざって、主人公も後天的に≪アヤカシ≫に成りつつあるようですが。

「おまもりひまり 4」的良みらん 著

 神宮司さんがデレました(笑)
まー、方向性としては間違ってないのですが、この人数でどう収集つけるのか(笑)
しかし、これで鬼切役12家の内「西洋魔術の神宮司」「(詳細不明なまま倒されたので暫定)日本刀の地走」「光渡しの天河」がそろいました。残りは9家かな?

Cover image
おまもりひまり

「おまもりひまり 3」的良みらん 著

 新たなる鬼切役、神宮司クエスの攻撃コマンドアタック。
それで、さざ波立つのが、恋愛方面というのが、本作の象徴的な部分ですね。
いつものよーに、ラブコメです(笑)

Cover image
おまもりひまり

「ロザリオとバンパイア 10 『未来のカタチ』」池田晃久 著

 元教師の暗躍により、混乱が拡大しつつも、学園祭編無事終了。そして、学園祭の混乱で学園が物理的に損傷してしまったので、一時帰宅をした主人公。何故か実家へと、ご挨拶に来たヒロインS'。番外編の一本を加えて綺麗にラストを飾っています。こー、正しくメインヒロインは一人なのですが、サブヒロインが山盛りです。ある意味で羨ましいと言うべきなのでしょうか?

 なんですか、第二部もあるのですか、そうですか(ころころころ)

「ロザリオとバンパイア 9 『来訪者』」池田晃久 著

 反学派のトップ、そして、生徒会長でもある北都との交戦の結果、辛うじて学園を守り通すことが出来た主人公、本来の目的である学園祭。ヒロインのモカさんと仲良く、とは行かず。
 サブヒロイン達の親が学園にやってきました。さあ、修羅場の始まりです(わくわく)

 他にも色々あったのですが、やはり、修羅場のインパクトには勝てませんでした(笑)

Cover image

「ロザリオとバンパイア 8 『学園の闇』」池田晃久 著

 退学処分の取り消しを、理事長との取引で打ち消す代償として引き受けた仕事。それは、学園祭実行委員会に加わって、学園祭を無事に終了させること。当然のことながら、一筋縄ではいきません、謎の反学派(妖怪テロリスト)や理事長の思惑が絡み合い、信用と裏切りの果て、主人公は反学派のトップと交戦状態に陥ります。お約束の展開で、お約束のように盛り上がりました。

 そこにヒロインとの関係も加わって、主人公の精神状態はアップアップです。これが一番やばそうだ(笑)

「セカイのスキマ 3」田代裕彦 著

 単純さ故に強大な力を有する怪異を相手にする主人公。頼みのヒロインは、自分の過去に縛られて行動不能に。不利な状況は主人公の手に委ねられました。不利な状況に陥ってこそ、主人公だと思います。

 なんか、ヒロインが異界に旅立ち、2巻でおもむろに登場した新キャラが、特に目立つこともなく、打ち切りになってしまったようなエンドです。作者は、いや、終わってないよ? 編集部がそれを認めてくれるならっ。と言っていますが(笑)


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