批評


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2010年、上半期の読書など

 2010年、上半期の読書などについて。
 振り返ってみての記事は、「2010年、1月~3月の読書など」と、「2010年、4月~6月の読書など」とに簡単に記した。

 この雑記記事には、振り返り記事をまとめながら考えたことの内、それなりにまとまりをなしてきた事柄を、ノート的に書いておこうと思います。
 強いて言えば、論考以前的な、考察のノートですね。
 これから検討を重ねて、一般的な通用性を高める必要はあります。

『吉本隆明 全マンガ論』豊かな出会いのメディア論

 批評家思想家である吉本隆明さんの、「全マンガ論」が、小学館クリエイティブから刊行されてる。
 副題は、「表現としてのマンガ・アニメ」。
 と言っても「サブカルチャー論」や「ジャンル論」の論集ではない。「ハイカルチャーサブカルチャーの区別が成り立たなくなっているメディア動向」の兆候として、主にマンガやアニメが取り扱われている。

 中身を読むと、むしろ、言語とイメージ(画像)が相互に関わった表現が諸ジャンルを横断しながら高度化してる、その関わりの在り様を考察する「メディア論」だ。副題でも、その辺が示唆されていると思える。

2009年、4月~6月の読書など

 今年(2009年)、第2四半期の読書など。
 とりあえず、第1四半期に続いて「過去10年くらいに読んだ本の再読フェイズ」が継続してる。ただ、メインは小説類にシフト。

 後、ちょこちょこアニメを観てる。こちらも最新作ではなくて、ちょっと前のアニメの再見を飽きずに(笑)やってる。

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◎読書
小説類:
 今年は「村上春樹さんの長編新作が出る」とは聞いてたので、少し前から旧作を読み直したり、未読作品を買って読んだりしてた。

アタシにとって批評文とは何か(改訂版)

 「アタシにとって批評文とは何か」。
 今時点の考えを、できるだけ平明に、できる限り飾らずに、書いておきたい。

 今年の個人的目標として、「しっかりした批評文を書きたい」を掲げてるので、そろそろ、今の自分の考えを整理しておくタイミングと思う。
 この文章は、大げさに言えば、マニュフェストみたいなもんで、「これから当分、こういう考え方で批評文を書いてきます」って整理。
 それでも、「アタシにとって批評文とは何か」の考えを、少しでも多くの人にわかってもらえるよう、書いてみます。

2009年、1月~3月の読書など

 今年(2009年)も、最初のクォーター(1/4)が過ぎたけど。読書は、妙に偏ったノリになってる。読んでるアタシは面白がってるからいいんだけど。

 時々サイクルがやってくる「過去10年くらいに読んだ本の再読フェイズ」に入ってて。今回は、何故か、思想書再読がメイン。関連してキリスト教、ユダヤ教関連の本を再読で読み散らしてる。偏ってるなー(笑)。

 「何故か」とか言って、きっかけははっきりしてて、西研さんの『哲学的思考 フッサール現象学の核心』の再読。

西研、著、『実存からの冒険』、現実の生活をドキドキやってくための考え方

 『実存からの冒険』は、『哲学的思考 フッサール現象学の核心』や、『ヘーゲル 大人のなりかた』の著者、西研さんが、1989年に、はじめて公にした本。アタシ(紹介者)は、10年ぶりくらいで読み返して、とても面白く読めました。

 はじめに、この本の面白みを、2、3のポイントで挙げてみます。
 まず、哲学や思想の専門家ではない読者を想定して、平明な語り口で書かれてる。この語り口はいい。
 内容としては、「現実の生活をドキドキしながらやってくコツ(考え方)」が、思想書の読解を通して示されてます。一般教養風の、哲学史概説書などとはかなり違う。この点も面白み。

2008年、今年の読書とか、ふりかえり

 今年(2008年)は、小説やらマンガやらフィクション類の読書が楽しかった♪
 刺激を受けて批評類の読み返して、これも楽しかったけど。
 ノンフィクションとか、人類学民族学)とか、歴史書とか、そーいった方面の読書は、薄かった1年になりました。

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 大雑把に言って。
 今年は、1月の『低俗霊DAYDREAM』(原作、奥瀬サキさん、漫画、目黒三吉さん)最終巻の刊行、7月の『青銅の悲劇 瀕死の王』(笠井潔さん)の刊行が、アタシ的2大イベントで。


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