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孤高─国語学者大野晋の生涯

 最近読んだ本より

孤高国語学者大野晋の生涯

     *****

 表題は「孤高」となっておりますが……
 大野晋という方、なんとも熱い学者です。
 私は孤高という言葉に、「孤独」な暗いイメージを抱き過ぎていたようです。この本を読んで、孤高というものの、あるべき姿を見たのかもしれません。

 大野晋。広辞苑初版の編纂に携わり、もっとも厄介な「基礎語」を担当したことでその名を知られ、その後も次々と大仕事をこなした大野は舌鋒鋭く、敵の多い人物としても知られている。

指示語のせいで意味が読み取りにくくなる徴候と対処

これ、それ、あれ、などに代表される指示語には、安易に用いて内容を理解しにくくする危険があります。そこで、指示語を用いた文章を書き改めるときのノウハウを、いくつか並べてみました。

俗流・記号論についての野暮な提言

 野暮は承知で書きます。
 俗流の記号論って、よくないよ。

「記号論」という言葉を見たこと、読んだことのある人は少なくないと思います。

 あるいは、「記号論」って、看板掲げてなくても、「◎◎は記号だ、だから、これこれなんだ」って主張を含んだ日本語の言説は、増えているように思います。
(個人的観測では、1980年代のニュー・アカ・ブームの時に増えて、その後一時下火になって、最近また増えてる、ように見受けます)

「同性愛」、「同性愛者」に関連したメモ

「同性愛」って日本語は、多分、「同性との性行為」って意味で使われてることが多いみたい。そんな気がする。「同性との性愛」って連想が強いみたいにも思う。
 アタシは、「同性愛」を「同性との、あるいは、への愛」全般を指す言葉、として使いたい奴だから。不思議に思う。

「同性・愛」って思えば、わかり易いのに。用法=意味の上では、「同性・性愛」みたいに、わざわざ「性」がダブルになってるようにも思える。何故だろう?

「文化」についてのメモ

「文化」って言葉の含みは複雑。

 一般に、言語記号は多義的。重要度の高い言葉ほど、含みは複雑な傾向はあるかな(ちょっと疑問もあるけど)。アタシは、「文化」って言葉は、今の日本語で、重要な言葉の1つと思う。

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「文化」という言葉の含み:
・古い漢籍にある「文を以って民を教化する」ってコンセプトなんだって。
中華文明の自文化中心主義(“中華思想”)のエッセンス、と思う。
・「文明開化」の略語
転じて、外来の新奇で、便利そうなイメージのものに使われた。


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